ネット金融大手、SBIホールディングスの北尾吉孝社長は、去年、傘下に収めた「新生銀行」について、社名の変更を検討していることを明らかにしました。 SBIは、去年12月、TOB=株式の公開買い付けで新生銀行の株式の保有比率を48%近くまで増やし、子会社として傘下に収めました。 その新生銀行について、SBIの北尾社長は28日の記者会見で「名は体を表すと言うが、我々が培ってきた事業構築の普遍的な価値観を共有し、意識改革を図る上でも社名変更が必要だ」と述べ、社名の変更を検討していることを明らかにしました。 ことし6月の新生銀行の株主総会で、社名変更の議案を諮ることも視野に入れているということです。 また、前身の旧長銀=日本長期信用銀行に投入された分も含めて、新生銀行に残っている公的資金3490億円の返済について、「グループ一体となってシナジー=相乗効果を追求し、高収益体質を具現化することで道筋をつ