山登りへ出かける際、ファーストエイドキットは必需品ですね。で、緊急事態に備えて十分なモノを用意しておこう、なんて考え出すと、アレもコレも欲しくなり、気がつけばファーストエイドキットがパンパンに膨張しているわけです。 登山のテキストやネットでは「コレがあると便利」「コレは役に立つ」というライフハック?が溢れていますが、それらをすべて真に受けて揃えたりすると、凄い荷物になってしまいます。そこで今回は、本当に必要な最低限の救急用品ってのを考えてみます。 さて、ファーストエイドを考えるときに一番重要なのは、優先度です。あらゆる事態を想定するのは大事ですが、それに合わせて装備を揃えると大変なことになります。 で、何を優先すればいいのか。それは生命に直結する事態ですね。山での緊急事態、しかも生命に直結しているもので、なおかつ素人が対応できるのは、大出血と心肺停止ぐらいです。心肺蘇生は道具が要りませんか