12月の風物詩の1つとは、ベートヴェンの交響曲第9番だろう。町中ではクリスマスソングが優勢だろうが、日本のクラシック系のコンサートでは第9の演奏が鳴り響くところが少なくない筈だ。 そんな12月下旬に、キングレコードの子会社、キングインターナショナルは、クラシックファンには幻の音源とされていた1942年3月に故フルトヴェングラーが振ったベルリンフィルの第9のCDを出すという。 (つづく) ヴィルヘルム・フルトヴェングラーといえば、お亡くなりになっても、フルベンと俗に呼ばれ愛されているクラシック界の巨星なお方。クラシックはそこそこ好きなタレコミ子だが、一スラド民としては、へーそーかい、としか思わない発表だと思う。にまんきゅうせんななひゃくさんじゅう円なんてお値段もスゴ過ぎるし。 だが、どうもキングインターナショナルの発表をよくよく見ると、どーやら阿倍匠氏制作の原型を元に作られたポリストーン製手