8月25日朝、関東地方で緊急地震速報の誤報が流れた。幸いにも大きな混乱は起こらなかったのだが、気象庁によると、この誤報の原因はソフトウェアに誤った変更が加えられていたためと判明したそうだ。さらに、この変更は作業を担当した明星電気が無断で行っていたことも分かった(朝日新聞の記事、ITmediaの記事)。振幅の単位を「マイクロメートル」とすべきところを、間違って「ミリメートル」としてしまったため、本来は「マグニチュード4.1」と計算されるべきものが「マグニチュード6.6」と計算されてしまったという。 今回の誤報の原因となった千葉県南房総市の地震計を含む、計4台の地震計に誤った変更が加えられていたそうだ。明星電気は現在、無断での変更がなぜ行われたのか、その経緯を調査しているとのこと。(明星電気のお詫び公告) タレコミ人としては、このような社会インフラ・システムが簡単に改変できるような設計になって
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