執筆活動をほぼ休止していたマンガ家の安野モヨコさんが、24日付の毎日新聞朝刊などに掲載された宝島社の全面見開き広告のイラストで活動再開した。安野さんは自身のブログで、「ドキドキしながらですが久々に依頼されてイラストを描きました。それで、また仕事に戻れそうだな、と思うことが出来ました」と約1年半ぶりとなる復帰への手応えをつづっている。 安野さんは、人気マンガ「働きマン」「さくらん」などの原作者で、体調不良を理由に08年3月、朝日新聞紙上の「オチビサン」以外の連載休止をブログで発表。09年に入ってからは、化粧品ブランド「シュウウエムラ」のボトルのデザインを手がけ、5月には大阪で個展を開催。ファンとの交流も励みになり、気力や体力を取り戻してきたという。 安野さんは「休む前と同じようなペースで描くことは難しいですが、ゆっくりでも確実に進んで行ければと思っています。まずは『働きマン』の加筆修正