7日のフランス国民議会(下院)総選挙の決選投票で、大勝利を祝おうと準備万端だった極右「国民連合(RN)」本部は、テレビで予想議席数の第一報が伝えられると、にわかに信じられない現実を突きつけられた。パリで撮影(2024年 ロイター/Sarah Meyssonnier) [パリ 7日 ロイター] - 7日のフランス国民議会(下院)総選挙の決選投票で、大勝利を祝おうと準備万端だった極右「国民連合(RN)」本部は、テレビで予想議席数の第一報が伝えられると、にわかに信じられない現実を突きつけられた。 何日も前から党の顔であるマリーヌ・ルペン氏はRNの過半数議席獲得と、同氏が引き立てたバルデラ党首の首相就任を確信していた。ところがいざ蓋を開けてみれば、第1党になりそうなのは左派連合「新人民戦線(NFP)」で、RNはマクロン大統領が率いる中道連合にも抜かれて3位にとどまる情勢だ。 中道と左派がRNの政権
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