32768時間後に爆発する時限装置 一読して戦慄した記事。 pc.watch.impress.co.jp Hewlett Packard Enterprise(HPE)が11月29日に公開したサポート文書によれば、同社のサーバーやストレージ製品に使われている特定のSAS SSDにおいて、稼働時間が32,768時間を超えると、復旧が不可になる深刻な不具合が発生するとした。 運用エンジニアの頭を悩ますのは、こういう時限爆弾型の障害起因なのでまとめておきます。 考察 ストレージって、RAID構成だから仮に破損しても大丈夫だと思っていますよね、普通の感覚ならば。 ところがこのケース。新しくサーバーを購入し複数のSSDでRAIDが構成されているとします。新しく買った機械が届きました。電源を投入します。そうすると全部のディスクが稼働時間が等しくなってしまうのです。 5本構成だとすると5本とも0時間から