今年5月、トレイラーが公開されるやいなや、郷愁を誘う日本の田園風景が注目を集め、国内で大きな反響を呼んだ『NOSTALGIC TRAIN』。 ゲームエンジン「Unreal Engine 4」で開発された同作は、“夏霧”と呼ばれる無人の村を探索する、幻想的な一人称視点アドベンチャーゲームであり、ウォーキングシミュレーターだ。 6月13日からSteamでPC版がすでに発売されており、同プラットフォームでは購入者の78%がポジティブに評価し「ほぼ好評」となっている。 実際にプレイしてみると、同作はナラティブな要素だけが先行する作品ではなく、歩き回ることそのものが個々人のオリジナルの郷愁を掻き立て、自然発生的に「懐かしさ」を膨らませることに成功している。 そんな精緻な田舎町が体験できる本作は、ナラティブ&環境アーティストである「畳部屋」氏の個人製作である。 「郷愁」や「ノスタルジー」と一言でいうの
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