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書評と科学に関するwalwalのブックマーク (5)

  • バウマイスター他『Willpower:意志力の科学』:うーん、ヤル気の科学よりいいなあ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    WILLPOWER 意志力の科学 作者: ロイ・バウマイスター,ジョン・ティアニー,渡会圭子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2013/04/22メディア: 単行この商品を含むブログ (16件) を見る 文字通り意志力のダイエットしようとして萎えたり、先送りしたり、やろうと思っていたのにいざやろうとするとつい別のことをやってしまったり、自分の意志力の弱さで泣きを見る場合は多い。どうすればいい? どうにかできるの? ということで、これはぼくが訳したエアーズ『ヤル気の科学』と同じテーマを扱っただ。ぼくも人間だし、自分の訳したは当然熟読しているので、テーマが重なっているとついつい自分の訳したをひいき目に見たくなってしまう。が……これに関する限り、このバウマイスターのほうが優れている。 ヤル気の科学―行動経済学が教える成功の秘訣 作者: イアンエアーズ,Ian Ayres,

    バウマイスター他『Willpower:意志力の科学』:うーん、ヤル気の科学よりいいなあ。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • [書評]これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義(ウォルタ-・ル-ウィン): 極東ブログ

    強い通り雨が過ぎて晴天の空が現れたとき、私は小高い場所か、空を広げる場所を探す。太陽を一瞥してその反対の空を見上げる。運が良ければ、そこに虹がある。大空を渡す虹がきれいに見えているなら、円弧の外側に目を向け、もう一つの虹、薄い副虹を探す。虹はしばしば二重になっているのだ。主虹と副虹。そして、その二つの虹の色の順序が逆になっていることを確かめ、すこしうっとりとした気持ちになる。 なぜ、主虹と副虹と色の順序が違うのか? その前になぜ虹が現れるのだろうか。その説明は比較的簡単な物理学で説明できる。もし私の横に同じ虹を見ている人がいて、そのことに疑問を持つなら説明したい。なぜ? 私は虹が好きだし、その仕組みも好きだ。物理学が好きな少年だった。 そうした思いがそのまま書「これが物理学だ! マサチューセッツ工科大学「感動」講義」(参照)にある。主虹と副虹もきちんと実験を含めて説明されている。そうだ、

  • パルヴェーズ『イスラームと科学』:イスラムの現状批判とともに、もっと広い科学と宗教や規範の関係を考えさせられる。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    イスラームと科学 作者: パルヴェーズフッドボーイ,植木不等式出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2012/01/31メディア: 単行購入: 9人 クリック: 346回この商品を含むブログ (6件) を見る イスラム圏の科学はひどい状況にある。中世には、停滞するヨーロッパを尻目に世界最先端だった。でも宗教がそこに介入し、物理法則なども神の意志にすぎないとされ、科学を研究するより、神の意志をコーラン解釈から読み取ることが優先された。そしていまや、一部イスラム圏の「科学」と教育の相当部分は、西洋科学をイスラム経典解釈にこじつけてにこじつけて「イスラム的科学」なるものをでっちあげる行為に堕している―― こうした状況を、世界的な物理学者でイスラム教徒である著者は、深く憂慮し、イスラム社会の大きな停滞要因だと指摘する。だが書は、イスラム教という宗教を批判するのではない。宗教と科学や理性の領域と

    パルヴェーズ『イスラームと科学』:イスラムの現状批判とともに、もっと広い科学と宗教や規範の関係を考えさせられる。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • データ公開と科学の加速: 愚の論理

    ネットによって知の発見はこれまでになく加速している、そんな現状を分析したを紹介してみよう。タイトルは"Reinventing Discovery"、著者は量子コンピュータを専門にするMichael Nielsen。 科学は慈善事業じゃない。競争は激しく、週80時間労働する若い学者はザラだ。大事なデータを公開したらライバルに出し抜かれるかもしれない。論文を書き上げるという旧来の目的を持ったブログ(PolyMathなど)は成功しているけど、ウィキペディアやGenBankみたいなプロジェクトは最初は上手く始動しなかった。著者はIT技術の発展によって科学発見の過程が緩やかな革新を経験しつつあるととらえており、その利点を活かすにはどうしたらいいか考察していく。 1部では集合知の高めかたについて。バカとネットは使いよう:チェスの伝説的王者たるカスパロフと接戦に持ち込んだのは、世界中のチェスプレイヤー

  • 初歩から最先端の成果までを実に平易に説明、日本の研究水準紹介としても有益。あとは値段さえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    自己変革するDNA 作者: 太田邦史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2011/01/21メディア: 単行購入: 29人 クリック: 1,105回この商品を含むブログ (5件) を見る みすず書房で「画期的概念の創出へ」などと帯の背に書いてあるもんで、また例によってDNAのトンデモ解釈に変な現代思想をからめて悦に入ってるようなアホダラ経じゃねえだろうなあ、と警戒して読みはじめたが、まったくの杞憂。実にすばらしい。 DNAとは何か、という初歩の話を、ワトソン=クリックのエピソードもからめて楽しく説明、その後だんだん高度な内容にまで入る。DNA修復の話と時差ぼけ解消の日向ぼっこの関係、有性生殖の意義など、おもしろい話も(ちゃんとまじめな内容と関連づけて)満載。そして、その有性生殖の話を一つの核に、遺伝子の組み換えと、書のタイトルでもある自己変革につながるあたりは、面倒な話を当にわ

    初歩から最先端の成果までを実に平易に説明、日本の研究水準紹介としても有益。あとは値段さえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    walwal
    walwal 2011/06/28
    購入リストに入れておくか。
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