課題と収穫のあった大会だった。 3月14日から22日まで、札幌・月寒体育館で行なわれたカーリング世界選手権。連日多くの観客が会場に足を運び盛り上がりを見せる中、日本代表として出場した北海道銀行フォルティウスは、参加12チーム中6位の成績を残した。 初戦で前回の世界選手権優勝国スイスに3-5で敗れたフォルティウスだったが、大会2日目に行なわれた2試合で大きな勝利をあげる。ソチ五輪銀メダルのスウェーデンに6-5、ソチでは「イギリス」として出場して銅メダルのスコットランドに9-7と連勝したのだ。 その後は出入りの激しい試合が続いた。翌日はショットの正確性にやや苦しみながらも連勝したが、17日はアメリカとロシアに連敗。残りの4試合を2勝2敗とし、通算6勝5敗で大会を終えた。 序盤の好調から一転、中盤以降の戦いで勢いに乗り切れなかった原因の1つに、アイスへの対応の難しさがあった。 今回の会場は、体育