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ブックマーク / yanok.net (10)

  • 「キュレーション」なる語について - yanok.net

    DeNAのキュレーションサイトWelqの大炎上に端を発して、様々な「キュレーションメディア」の問題が注目されています。他のサイトから著作権無視でパクった文章や写真をつなぎ合わせただけのいいかげんな記事をありえない激安報酬のクラウドワーカーに大量生産させてSEOテクニックでGoogle検索上位を独占している、といった問題です。 ここではこの「キュレーション」なる語に注目してみます。キュレーションサイト問題を扱ったネットの記事では、キュレーションというのは来は高度な知識を要するものなのだ、といっていたりしますが、それはどれくらい当か、というのも問題意識にあります。 一般向けの辞書を引いてみる 研究社の新英和中辞典では、curatorという単語に、「(博物館・図書館などの)館長、主事」という説明が与えられています。いわゆるキュレーションというのは、この語から逆成した造語ではないかと思います。

    y_koutarou
    y_koutarou 2017/01/02
    『言葉について何か言いたいなら、まずは辞書を引くことだと思います。』
  • 自転車の路側帯の右側通行禁止についての混同 - yanok.net

    y_koutarou
    y_koutarou 2013/12/23
    『「自転車の逆走が禁止に」といった見出しのニュース記事が出てきます。これはどうも誤解があるような見出しです。何が誤解かというと、まるで「今までは逆走してよかった」かのように読めるからです。』
  • 課金と募金の共通点とは - yanok.net

    この前ネット上の記事で、「課金」という言葉を自分がお金を払う意味で使う人がいる、という話を読んで、へえそうなのか、と驚きました。その少し後で、実際にそういう使い方がされているのを見かけて、当なんだなと思った次第です。 「課金」を辞書で引くとこう記されています。 かきん【課金】料金を負わせること。また、その金。 (「広辞苑」第六版) かきん【課金】料金を課すること。また、その金。 (「大辞林」第二版) 例えば「基機能を無料で提供して高度な機能に課金するビジネスモデル」という言い方には違和感がないでしょう。ここで「課金する」というのは機能を提供する側が料金を徴収することをいっているわけです。 この課金という言葉の意味が逆に理解されることが最近あるようだということです。この例文で言えば、高度な機能に利用者がお金を支払う行為を指して「課金する」ということになります。もちろんこれは誤用になります

    y_koutarou
    y_koutarou 2013/11/17
    両方ともつい使ってしまいそう。「募金する」の誤用は「寄付する」に置き換えれば回避できるけど、「課金する」に置き換える言葉が思いつかない。
  • 「敷居が高い」の意味はすっかり変わったのか - yanok.net

    y_koutarou
    y_koutarou 2012/04/02
    『私は、不義理などが関係しないときには、「敷居が高い」を避けて、「ハードルが高い」のような言い方をしています』/誤用であることを知っているのに使っていて、あとで気がついてはっとすることがある。
  • 自転車はどこを走る - yanok.net

    疋田智、小林成基『自転車はここを走る!』(枻(えい)出版社)を読みました。著者は二人ともNPO法人自転車活用推進研究会というところに所属しています。 そもそもこんな題のが出版されなければならないということ自体、日の交通行政の問題をアリアリと物語っているといえます。はっきりいって異常事態だ。 でも現に自転車の走る場所が問題になっているので、きちんと解説されなければならないわけです。 来、「自転車はどこを走るのですか」と聞かれたならば、「車道の左側です。以上」で済むはずなのです。が、いろいろな理由で、それだけでは済まなくなっています。 「いろいろな理由」に何が含まれるかというと、 1970年代、車道上の自動車が増えたために、緊急避難的に自転車の走れる歩道というものを設定した。これが諸悪の根源。 緊急避難的な措置であったはずがズルズルと常態化し、今や自転車通行可能かどうかも気にせずに自転車

    y_koutarou
    y_koutarou 2012/03/28
    『本来、「自転車はどこを走るのですか」と聞かれたならば、「車道の左側です。以上」で済むはずなのです。が、いろいろな理由で、それだけでは済まなくなっています。』
  • ハイパーテキストの停滞 - yanok.net

    ウェブは進化している。そう思っている人が、たぶん多いのでしょう。確かに、15年前の素朴なウェブページと今のものとはいろいろ違って見えます。 しかし、ウェブの根的な考えである「ハイパーテキスト」という機能の面から見ると、ウェブの登場以来、あまりというかほとんど進化していないように思えます。 ハイパーテキストを提唱して有名なのはテッド・ネルソンです。著書『リテラリーマシン』は日語にも翻訳されています。ウェブの開発にもネルソンのアイディアが影響していると何かで読んだことがあります。しかし、ネルソンが構想していたものに比べると、ウェブで実現されているハイパーテキスト機能は貧弱なものです。 例えば、ウェブで他の文書を引用するときには他のページからコピー・アンド・ペーストするという原始的な方法をとります。一方ネルソンの唱えるハイパーテキストでは、高度なリンク機能を使って、コピーではなくオリジナルの

    y_koutarou
    y_koutarou 2011/11/11
    『聞き及ぶ限りでは、いくつもの電子書籍がハイパーテキスト的に結ばれて自由にテキスト間を行き来できるという機能はないようです 』
  • 電子書籍に期待すること、しないこと - yanok.net

    この前Sony Readerを買って、私の電子書籍時代は一気に幕を開けました。 面白がっていろいろ買ったり読んだりしていたのですが、それで、どんな風に使うのか、どんな利点が期待できるのか、できないのか、を少し考えました。 まず期待できる利点の第一は、を買っても (物理的な) 書棚が圧迫されないことです。私の家の棚は常に逼迫、というか溢れている状態なので、この利点は大きい。「ちょっとチェックしておきたい」と思うを書店で見掛けても、「ああでも置き場に困るしな......」という理由で二の足を踏むことがあります。これがなくなるということです。 それから、持ち運びが楽ということが当然いえます。何冊詰め込んでも、大きさも重さも変わらない訳ですから。 あと、使ってみて意外とあるかもと思ったのが、をどこに置いたか探す手間が減る (のではないか) というのがあります。読みかけのを読もうとしたとき

    y_koutarou
    y_koutarou 2011/07/31
    『期待できないことの筆頭は、長期間の保存だと私は思います。』
  • 自転車レーンのパターン - yanok.net

    y_koutarou
    y_koutarou 2011/06/28
    『どんな自転車レーンが良いのかについては、以前にも紹介した本、疋田智『自転車の安全鉄則』(朝日新書)で詳しく論じられています。ここでは、私なりにそのエッセンスを短い言葉で表してみようと思います。』
  • 月配列の弱点 - yanok.net

    前に書いたように私は月配列という仮名配列を使っています。わざわざこんなマイナーな配列を使うぐらいだから私はこの配列の良さを高く買っているわけです。が、欠点が全く無いというわけではありません。 月配列を使い出すと遅かれ早かれ気付くことですが、一部の拗音の入力に、ローマ字入力以上の打鍵数が必要になることがあります。 例えば、「びゅ」とローマ字で打つにはbyuの3打鍵ですみますが、月配列では「ひ」に2打鍵、「゛」に1打鍵、「ゅ」に2打鍵の、合計5打鍵が必要になります。同様に、「びゃ」「ぴゅ」なども5打鍵必要です。拗音全部というわけではありません。「しょ」は2打鍵で済むのでローマ字入力より少なく済みます。「にゃ」は3打鍵なのでローマ字と同じ打鍵数です。 月配列にのめり込むあまり、自分で改良版の仮名配列を作る人というのが少なからずいて、インターネットで「マイ月配列」を公開していたりします。そういう配

    y_koutarou
    y_koutarou 2010/11/12
    『たまにしか現れない組み合わせに打鍵数がかかってもあまり問題でないということです。』拗音はともかく長音符がシフト側な点で外来語に不利なのは間違いないが、だから全体で不利かと言えば、引用部の考えに賛成。
  • ローマ字入力を卒業しよう! - yanok.net

    キーボードから日語を入力する方法として、ローマ字入力は最も多く使われている方式でしょう。ほとんどの人が使っていると言っても過言ではないと思います。 このローマ字入力、良いところは何かといえば、まず第一に覚えることが少なくて済むということでしょう。覚えることが少ないというのには2つの意味があります。ひとつは、アルファベットの配列さえ覚えてしまえば、英語などを入力するのにも日語を入力するのにも使えるということ。アルファベットと別に仮名のキー配列を覚える必要がないということですね。もうひとつは、覚えるべきキーが少ないということ。キーボードの最上段を使う必要がないのは勿論、qとかvとかの位置は知らなくてもいい。 しかし、覚えることが少ないということ以外のメリットは思い付きません(ほとんどのソフトウェアでサポートされているというのもありますが、それはどちらかといえば結果論)。覚えることが少ないと

    y_koutarou
    y_koutarou 2010/11/01
    『しかし、いつまでもローマ字入力でいいのでしょうか? ITリテラシーが上がったなら、やさしくて非効率的なローマ字入力を卒業して、より効率的な入力方式にステップアップしても良いのではないでしょうか。』
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