仮想通貨「Bitcoin」の発明者の正体は長年謎に包まれていた。その人物は、Satoshi Nakamoto氏としてのみ知られていたが、オーストラリアの実業家Craig Wright氏が、自身が発明者であることを明らかにした。 Wright氏は米国時間5月2日、BBC、GQ、The Economistとのインタビューと自身のブログで、自らがNakamoto氏であると述べ、初期のBitcoinと自身を関連付けるデジタル署名の詳細情報を示した。 Wright氏が発明者であると確信するキーパーソンは、Bitcoinテクノロジの標準化と普及を図るBitcoin FoundationのチーフサイエンティストであるGavin Andresen氏や、Bitcoin Foundationの初代ディレクターで暗号電子メールプロバイダーHushmailの元最高経営責任者(CEO)Jon Matonis氏らだ。
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