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運動と歴史に関するyomimonoyaのブックマーク (3)

  • 『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』 - Arisanのノート

    台湾、あるいは孤立無援の島の思想 作者:呉叡人 みすず書房 Amazon こので特に印象深かったのは、国民党の馬英九政権に対して、台湾の社会運動が強力な抵抗を行い、民進党への政権奪回を実現したばかりか、民進党の政策を多文化主義的・脱資主義的な方向へと大きく転換させた経緯を描いた論考、「社会運動、民主主義の再定着、国家統合」だ。 当時の馬英九政権(二〇〇八~二〇一六年)は、小選挙区制のもとで、四分の三近い圧倒的な議席を獲得。それを背景に、司法権を含む三権の支配と、メディアの掌握によって、親中国・新自由主義推進の権威主義的政治を行っていた。それが数年の間に、激しい抵抗と批判にさらされ、やがて民進党に政権を明け渡すことになるのだが、その主役は、あくまで社会運動、著者の言う「市民的ナショナリズム」の力であって、政党(民進党)ではなかったことを、著者は強調する。 その自立的な力は、台湾の人びとの

    『台湾、あるいは孤立無援の島の思想』 - Arisanのノート
    yomimonoya
    yomimonoya 2022/02/14
    日本人の場合「内在する抑圧者の思考」とはまさに天皇制がそれなのだろう。精神の「解放」を知らぬ民族はそれを求めることすら知らない。
  • 巻末通信 QK42

    巻末通信 歴史の天使 ▼「『新しい天使』と題されているクレーの絵がある。それには一人の天使が描かれており、天使は、彼が凝視している何ものかから、今にも遠ざかろうとしているように見える。彼の眼は大きく見開かれていて、口は開き、翼は拡げられている。歴史の天使はこのような様子であるに違いない。彼は顔を過去に向けている。僕らであれば事件の連鎖を眺めるところに、かれはただ破局(カタストローフ)のみを見る。その破局は、休みなく瓦礫の上に瓦礫を積み重ねて、それを足元に投げ出して行く。たぶん彼はそこに留まって、死者たちを目覚めさせ、破壊されたものを寄せ集め、組み立てたいのだろうが、しかし楽園から吹いてくる強風が彼の翼にはらまれるばかりか、その風の勢いが激しいので、彼はもう翼を閉じることができない。強風は天使を、彼が背中を向けている未来の方へと、否応なしに運んで行く。その一方で彼の眼前の瓦礫の山は、天に届く

    yomimonoya
    yomimonoya 2015/10/17
    「“歴史の天使”——批評の力によって思索する者の使命」
  • 差別との戦いに対する薄っぺらい認識 - 誰かの妄想・はてなブログ版

    こういう発言がありました。 町山智浩‏@TomoMachi ローザ・パークス以前にも白人席に座った黒人は何人もいた。しかし何も起こらなかった。パークスの行動は、キング牧師によって人種隔離廃止運動へとつながったから、歴史に残った。実際に世の中を変える運動にしないなら、意味がないですよ。RT @claw2003: ローザ・パークスは https://twitter.com/TomoMachi/status/346046862878470145 ローザ・パークスとは、アメリカ・アラバマ州モンゴメリーでバスに白人優先席があった1955年、黒人だからという理由で白人に席を譲らされることを拒否したために逮捕された女性です。この事件の裁判を機会に、女性政治会議(WPC)が黒人にバスのボイコットを呼びかけ、全米黒人向上協会(NAACP)もこれを支持しました。黒人社会全体がボイコットに協力し、翌1956年1

    差別との戦いに対する薄っぺらい認識 - 誰かの妄想・はてなブログ版
    yomimonoya
    yomimonoya 2013/06/29
    「立ち上がった当事者を関連する周囲がいかに意味付けするか」という文脈では「実際に世の中を変える運動にしないなら意味がない」とは「(当事者を)世の中を変える運動に結びつけたくない」にイコールでは。
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