海洋生態系問題担当の花岡です。 グリーンピースが昨日発表した海藻調査の暫定結果が、今朝(5月13日)の朝日新聞に掲載されました。この調査のためのサンプリングは、領海外では調査船「虹の戦士号」を用いて、また沿岸域では陸をベースとしたチームが、宮城県本吉町日門港から千葉県銚子市銚子港までの沿岸(警戒区域を除く)を縦断して、実施したものです。 訪れた漁港や海岸では、漁師さん、サーファー、建設調査ダイバー、趣味で釣りをする方など、海を愛するたくさんの方々にお会いしました。 「もしも高い数値が出たら漁業再開どころではなくなってしまう……」お話をした方々が抱く根強い不安は、皆共通しているものでした。ただ「漁業再開のためにも、風評被害を断ち切るためにも、獲る魚の安全性をはっきりさせなくてはいけない。より詳細な海洋調査は避けて通れない」との理解も、共通していました。 私たちの調査の趣旨を説明すると、多くの