節分の豆で幼児が窒息したり、肺炎を起こしたりしないよう、消費者庁が「3歳ごろまでは食べさせないで」と注意を呼びかけている。のみ込む力などが十分でないと、小さく砕いて食べても事故が起きるおそれがあるという。 消費者庁に医療機関(昨年12月時点で23機関)から寄せられた情報のまとめでは、豆やピーナツなどが子ども(14歳以下)の気道に誤って入る事故が2010年12月~昨年12月、27件あり、このうち3歳以下が25件を占めた。 1歳の子が節分の煎り大豆を食べた後、苦しそうな症状がでたため、救急搬送され、全身麻酔のうえで気管支から大豆のかけらを取り除いた例もあった。(滝沢卓)
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