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日本では政界、官界、財界のトップ人事から、学生の就職活動戦線まで、日本社会ではあらゆる場面に「コネ」という“見えざる力”が働いている。コネについて嫌悪感を持つ日本人は多いが、一方で企業の人事担当者からは、「コネ採用は得意先との関係を良好にするためだけでなく、優秀な人材を獲得するための有効な手段」という声も聞こえてくる。 縁故採用のメリットを考える上で、重要なモデルケースとなるのが、昨年、物議を醸した岩波書店の採用基準だ。 同社は2013年度入社社員の募集要項に「岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること」という一文を明記した。 「コネのある学生とコネがない学生の間にハンデが大きすぎる」 「不平等だ。縁故採用を正当化していいはずがない」 と学生たちからの不満が相次ぎ、小宮山洋子・厚生労働相(当時)も調査に乗り出した。 しかし、同社がこの基準を打ち出すことで狙ったのは、「縁故の有
「見積りの根拠出してくれっていったら、金くれって言われたよ」http://anond.hatelabo.jp/20131003212934おれドカタやってるんだけど、2人で施工しなきゃいけない案件があって。見積もりしてあげたんだけど、基本施工費が○○円で、追加人工代が15000円って書いて出したのよ。すると、向こうの担当者が「これって何時間の施工ですか?」って聞いてくるの。「約3時間ですね。」って答えたら、「だったら1時間あたり5000円じゃないですか。お宅の人件費はそんなに高いんですか」って言われちゃってね。上の話を見て、それを思い出しました。「人間を1人追加で使うということはいろんな金額が織り込まれてるんですよ」、って分かりやすく伝えたつもりが、相手が怒っちゃった。例えば、施工前後の準備段階でかかる人件費、打ち合わせや運搬搬入や移動時間だってそう。あなたの目に見えるところ以外でも、人は
通信社などの勤務を経て、フリーのジャーナリストに。1997年から日本の「ひきこもり 」界隈を取材。東日本大震災直後、被災地に入り、ひきこもる人たちがどう行動したの かを調査。新刊は『ルポ「8050問題」高齢親子〝ひきこもり死〟の現場から 』(河 出新書) 他に『ルポ ひきこもり未満』(集英社新書)『ひきこもる女性たち』(ベ スト新書)、『大人のひきこもり』(講談社現代新書)、『あのとき、大川小学校で何 が起きたのか』(青志社)など多数。TVやラジオにも多数出演。KHJ全国ひきこも り家族会連合会本部広報担当理事。東京都町田市「ひきこもり」ネットワーク専門部会 委員なども務める。YAHOO!ニュース個人オーサー『僕の細道』 「引きこもり」するオトナたち 「会社に行けない」「働けない」――家に引きこもる大人たちが増加し続けている。彼らはなぜ「引きこもり」するようになってしまったのか。理由とそ
11月12月って本当に経つのがはやいです。 2016年も今日が最終日。 ただ年々歳を取るたびに、年末の特別感が薄れていく感じに襲われています。 掃除>しない 料理>しない 年賀状>書いていない 無気力病に罹ったようにあったかい格好して、ボーっとiPad弄ってます。 はっ、これが中年の引き篭もり問題か! 見たい年末のTV特番もあるわけではないですし、radikoでラジオを聴きながらボーっと今年を振り返ってみます。 今年はiPadにabemaTVをインストールしてみました。 MTVチャンネルがあると知って俺歓喜。 ただパソコンで観る以上にiPadで観る映像は目が疲れます。今年急激に老眼化が進んだせいで、30分ほど観てると目が変な痛みをしてきてアウト。 アニメ一気放送なんてことやって頑張ってるようですが、頭痛がするようになったので視聴を止めました。 * その代わり、誘惑に負けてamazonの軍門
マスコミや政治家は、失業や企業の倒産というものを極めてネガティブなものと捉えているようだ。そして、それは税金を投入し、資本主義の原理原則を踏み外してでも避けなければいけないもののようだ。筆者には、失業や企業の倒産というものが、社会が豊かになっていくための必要不可欠なプロセスである、という当たり前のことが忘れさられているような気がしてならない。経済成長と失業はコインの裏と表であり、悪いことではないのである。以下は、拙著『日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門』からの引用である。10人の村で、経済成長というものの本質を考えている。 10人の村の話 最初は貧しい自給自足の農村です。10人がみな朝から晩まで田畑を耕して必死に飢えないように食べ物を作っています。ところがある日、村人のひとりが肥料を発明しました。この肥料を使うと安定してたくさん野菜や果物や穀物を作れることがわかったのです
高齢化が進む将来。それに対応できるかが業界の浮沈を分けることになるだろうが、ではそのとき労働者の賃金はどうなるのか。 同じ業種でも仕事内容の違いによって待遇は大きく変わる。これから先、大きく賃金が下がってしまう仕事はなんだろう。『10年後に食える仕事 食えない仕事』(東洋経済新報社)を書いたジャーナリストの渡邉正裕氏は言う。 「今後、給料が大きく下がる仕事は、まず付加価値も、高いスキルも必要のない職業。コールセンターのスタッフやプログラマーなど、IT化で海外移転が容易な仕事です。これらの仕事をしていたら、月収2万円程度で働くインドの労働者と競うことになりかねない」 単純労働は海外の低賃金労働者と戦うことになるのだろうか? 「それほど単純でもないんです。例えば、パン製造工も単純労働かもしれませんが、船で送っていたら腐ってしまうから、雇用は日本に残るはず。日本の外国人労働者と仕事の奪い合いにな
給与、勤務時間、休日など労働条件が労働法に違反している、もしくはその企業が行っている事業そのものがなんらかの法令に違反しているなど、決して他人に入社を勧められない企業のことを「ブラック企業」という。そんなブラック企業の実態に迫ってみた。 入社して、この会社おかしいと思ったなら? どのような会社でも、入社前、外からでは、その内情をうかがい知ることはできない。では、もしブラック企業に入社してしまった場合は、どうすればいいのだろうか。できるだけ早く、まっとうな企業に転職するしかないだろう。決して我慢して長く勤めようと考えてはいけない。 なぜなら、そもそもブラック企業の経営者は、社員の人生を背負っているという発想がないのだ。労働の対価である給与もできるだけ安く抑え、なんだかんだ理由をつけて、踏み倒すことさえ厭わない。 事実、従業員30名程度を擁するあるIT企業経営者のA氏は、自らをブラック企業経営
ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった - Togetterまとめ 上記のまとめを読んでいると、なんとなく、「うんうん、その通りだね。プロの社会的価値を下落させる何者かを、“あるべき顧客の姿”に戻さないといけないね」と頷きたくなる。しかし少し真面目に考えてみれば、他業種・他分野では到底通用しない考え方だと気づかざるを得ない。 他業種・他分野では、“プロの社会的価値を下落させ、顧客を喪失させる何か”の実例はいくらでもある。 例えばマイカーの普及は、馬車の御者や人力車といったプロの仕事を奪い、後にはローカル鉄道や路線バスの採算性をも破綻させた。人々が欲しかったのは、馬車でも人力車でもなく「素早く目的地に到達すること」だった。だから「素早く目的地に到達すること」がマイカーで達成されるようになれば、馬車や人力車やローカル鉄道にお金を払いたいとは誰も思わな
僕は自分より頭がいい人がたくさんいることを知っているけど、このことを知っているのは自分ひとりじゃないだろうか?と思うことがよくある。 インターネットによって損をした人も得をした人もたくさんいると思うが、頭のいい人にとってインターネットは天の恵みだろう。インターネットがいきわたると、頭のいい人のできることはどんどん増えて、彼らは世界を変えていく。 僕は、昔COBOLプログラマという仕事をしていたけど、頭がいい人が世界を変えたことで、この職を失った。今でもCOBOLプログラマと名乗る人はいるが、それは僕がやっていた仕事とは随分違うものになっている。 それ以来、自分の人生設計をする上で、頭のいい人が次に何をやるかを一番先に考えるようになった。 その頃は、コンピュータ関係の仕事でなければ、そんなことは気にしなくてもよかったと思うが、今はネットがあるから、多くの仕事が影響を受けるだろう。 頭のいい人
厳しい就職戦線を戦い抜いてきた新入社員が研修期間を終えて、それぞれの配属先の部署にやってきた。入社したての時は元気だった彼らが、3カ月の研修の後にはなぜか元気を失っている。そんなことが気になったのは昨年のこと(関連記事:“裸”になれない上司は、いらない?)。 「今年の新人たちはどうしているのか?」と思いきや、どうにもよく分からない表現を、これまた6月に昇進したばかりの“新人部長”から聞いたのだった。 「新しい働き方が出てきたよ!」 「え? 新しい働き方って、仕事は二の次で、プライベートを充実させる働き方?」 「違う、違う。そんなの今じゃ、当たり前」 「じゃあ、どんな新しい働き方なの? またまた新種が登場したってことなわけ?」 「そうだよ。信じられない新種だよ。は・た・ら・か・な・い、って働き方!」 「????」 このやり取りは先日、大学時代の友人と久しぶりに会った時のもの。今春、部長になっ
テレビ番組『情熱大陸』でとり上げられ、一般的にも知られるようになった「ノマドワーカー」。毎日決まった時間にオフィスに出社する会社員とは対照的に、特定の職場を持たず、ノートパソコン片手にカフェやファミレスを渡り歩いて仕事をする“ノマド=遊牧民”のような人々だ。 メディアで「新しい働き方」と紹介されたこともあり、一見すると、自由を謳歌しているように思える。しかし、『自分探しが止まらない』(ソフトバンク新書)の著者・速水健朗(はやみず・けんろう)氏は、「新しい働き方・生き方というものに惹きつけられる人の多くは社会の弱者」と、安易なノマド礼賛論に継承を鳴らす。 速水氏によると、現在のノマドワーカーは「一部の富裕層」と「大多数の小口労働者」に二極化しているという。 「一方は、当然のごとくアップル社のPCを使い、渋谷区や港区のスタバでコーヒーを飲みながらクリエーティブな仕事に従事する年収600万円以上
僕が会社を辞めることにした理由 スポンサードリンク Tweet かんべむさしはすげえよなあ。僕が「車掌の本分」を読んだのは、光村図書の中学3年国語の教科書なんだけれども、結局これをどう読むかっていうのが職業選択に大きくかかわってきているわけですが。 ~~~ (あらすじ:運転手と車掌の2匹のサルが運転するおさるの列車は、遊園地の人気アトラクションになりました。サルを酷使してもっと稼ごうとする遊園地の経営者と、サルがノイローゼになってしまうからと列車の過密運行をやめさせようとするサルの飼育係の意見が対立するも、ともかく増える乗客をさばかなくてはならないので、とりあえず列車の客車数を5両から10両に増やす。) 光村ライブラリー・中学校編-2巻-車掌の本分-ほか pp.102-105より 「しかし、一つだけ我慢のできんことがある。車掌としての誇りにかけて、どうしても辛抱のできないことがある。」 後
最近、実はプログラマという職業が「ふつう」の人には厳しいなーと思っていたりする。 業務外にコードを書いたり、技術書などを読むというのは素晴らしいことだと思う。けど、会社側がもし「業務時間外にコードを書いたり、技術書を読んだり、勉強会に参加しなさい」と言ったら、それは業務時間外労働と変わらないと思う。個人のたのしみとは別に会社側がそれらを求めたらそれは業務だ。 しかし、僕が思うにはそういう業務時間外に自主的に勉強をしないと、正直いってまともな品質なソフトウェアを作るのは難しい。 例えば良書と言われているものは結構な数あり、ある程度経験がありそれらの本を読んだことがある人は「プログラマならこの本は読んでおくべき」という本をいくつかあげたりもするだろう。けど、それらをいつ読むのか。業務時間内にそれらをじっくり読んだり、実際にコードを書いたりする時間があるところはないだろう。そうなると自分のプライ
『自分のアタマで考えよう』の第五章「判断基準はシンプルが一番」の中に、 「ものごとが決められないのは選択肢が多いからじゃなく、選択基準が多すぎるからです!」という話を書いています。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス 上記の本では婚活女子の例で説明した「2×2の表」ですが、これって他の判断にもスゴク便利に使えます。 たとえば、会社を辞めようかどうか迷って迷って迷ってなかなか決められない人。決められない理由は判断基準が多すぎるからです。 「経済的にはどうなる?」「次の仕事がより楽しいとは限らないよね?」「今の職場でももっとやりようがあるかも?」「今がベストのタイミングなの? もしかして来年の方がいい?」などな
夏休みになると日記の宿題が出て、あれが嫌で嫌でしょうがなかった。 日記が大好きな子供なんて、今でもたぶん、決して多いはずがないのに、インターネットで文章を書く人はびっくりするぐらいに多い。 日記にはない、ネットが持っている大事な機能が「他人の目」なのだと思う。それがどんな形であれ、自分以外の誰かの反応が、できれば賞賛する側に返ってくることで、その人の振る舞いは大きく変化する。 ほめるのは難しい けなされれば人は腐るし、何かの能力をほめられると、時々人は大きく伸びる。「ほめて育てましょう」と言葉にするのは簡単だけれど、実際のところ、誰かをほめるのは恐ろしく難しい。 誰かをけなせばいいのなら、仕事を命じて、マニュアルを渡して、結果が出るまで放置して、規定に足りていない部分をあげつらえばいい。ところが誰かをほめようと思ったら、その人がどんな工夫をして仕事をこなすのか、ほめる人はずっと見張っていな
この前の対談の時にちょろっと触れたのですけど、外資系企業における「解雇」って、人間社会における「死」と似てるんだよね。 たとえば、 ・「最終的には総ての人が死ぬ」 = 「最終的には総ての人が解雇される」 ・「でもいつ死ぬかはわからない」 = 「でもいつ解雇されるかはわからない」 ・「自分が突然死んだら、家族は困る!」=「自分が突然解雇されたら、家族は困る!」 ・「でも、もしそうなったら、当面は遺族年金で・・」 = 「でも、もしそうなったら、当面は失業保険で・・」 ・「余命宣告をされると、なんでオレだけこんな目に!と、世の中の不公平さを嘆きたくなる」 = 「解雇宣告をされると、なんでオレだけこんな目に!と、世の中の不公平さを嘆きたくなる」 ・「でも、どうしようもない」 = 「でも、どうしようもない」 ・「死ぬ前に自分で死を選ぶことも可能」 = 「解雇される前に自分で辞めることも可能」 ・「死
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