http://sankei.jp.msn.com/world/asia/090926/asi0909261810003-n1.htm 北朝鮮やイランにパキスタンの核技術を拡散させた同国の科学者カーン博士が、北朝鮮から300万ドル(約2億7千万円)を受け取ったパキスタン軍高官に技術提供を指示されたことなど、一連の核拡散への軍高官らの関与を家族あての書簡に記録していたことが26日、分かった。 書簡で博士は、中国から濃縮ウランや核兵器設計図の提供を受けたとも言明。博士と親交の深いジャーナリストのサイモン・ヘンダーソン氏が、書簡の一部を共同通信に公開した。 書簡は妻にあてたもので2003年10月23日付。パキスタン政府が核技術拡散を博士の個人的犯行と断定し、自宅軟禁下に置く数カ月前に当たり、身の危険を感じて事実関係を書き送ったとみられる。博士は今も事実上の軟禁状態にあり、昨年、拡散への軍の関与を共