交通信号が赤でも、まったくクルマの気配がなければ歩行者は横切ってもいいんだよ。僕がジョギング中に不可解に思うのは、ただつっ立っている日本人。クルマいないのに! 個人の決断がない。ニューヨークでもパリでもあり得ない。
交通信号が赤でも、まったくクルマの気配がなければ歩行者は横切ってもいいんだよ。僕がジョギング中に不可解に思うのは、ただつっ立っている日本人。クルマいないのに! 個人の決断がない。ニューヨークでもパリでもあり得ない。
第二次大戦以降、初めて日常性の断絶を日本人が経験している。三島由紀夫が呪詛した日常性が終ったのである。この悲惨な現実を克服する過程で、新しい復興という時代精神がこの島国に胚胎するかもしれない。
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