大阪維新の会の飯田哲史大阪市議(28)に、政務調査費を充てた事務所賃料の上乗せ分が事務所オーナー側から政治献金として還流していた問題で、維新代表の橋下徹大阪市長は7日、市役所で報道陣に「有権者の感覚からすれば疑われても仕方がない」と述べ、政調費の使途と献金に関する新たなルールづくりを進めるよう維新市議団に指示したことを明らかにした。 飯田市議がオーナー側に献金24万円を返還したことについて「当然だ」と指摘。献金の受け入れ先について、「(維新は)市民から注目されており、注意を払うべきだ。通常の地方議員よりも厳しいルールをつくらないといけない」と話した。