疲れやすさや集中力の低下などの更年期症状に悩む男性には、有効な対処法を実行できていない人も多い=東京都内で2023年10月24日、町野幸撮影 2年前から理由もなく突如もの悲しい気分になり、夜もよく寝付けなくなったという40代半ばの男性会社員。30代の時は精力的にこなしていた仕事への意欲もわかなくなった――。女性だけでなく、男性にも起こる更年期障害の例だ。だが、更年期障害への理解の乏しさから対処法が「寝るだけ」という男性も多いようだ。 更年期は女性の場合、閉経前後の約10年間を指し、女性ホルモン分泌量の低下により、症状が出やすくなる。男性の場合は40歳以降くらいから、男性ホルモン「テストステロン」の減少により、性欲の低下▽疲れやすさや気分の落ち込み▽集中力や記憶力の低下▽イライラ――などの不調が生じる。全ての人に症状が出るわけではなく、加齢に伴う症状だと思い更年期障害とは気がつかないケースも
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