チェコ・リブリツェで行われたビシェグラード・グループ(V4)国防相会議。ハンガリー、チェコ、スロバキアの国防相と撮影に応じるポーランドのアントニ・マチェレウィチ国防相(右から2人目、2016年5月25日撮影)。(c)AFP/Michal Cizek 【6月4日 AFP】ポーランドは安全保障上の懸念から来年、兵力を現在の10万人から15万人に増強する計画を発表した。アントニ・マチェレウィチ(Antoni Macierewicz)国防相が3日、明らかにした。 マチェレウィチ国防相は、2014年に起きたロシアによるウクライナ南部クリミア(Crimea)半島の併合や、ウクライナ東部での親ロシア派の蜂起についてはっきりとは触れなかったものの、一連の事態を受け、ポーランド政府はすでに防衛力強化に乗り出している。 ポーランドを含む北大西洋条約機構(NATO)は、東欧の加盟国への派兵を増強することで合意し