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図書館と長尾真に関するGuroのブックマーク (22)

  • 2 図書館にとってパブリックとは?

    デジタルならではの「生みの苦しみ」 内沼:さきほどのケヴィン・ケリーの「とは持続して展開される論点やナラティヴである」という定義(※Part 1を参照)は、ウィキペディアで定義されているような「とは冊子である」というのとは別の話で、最初のほうで話題に出た「とは生みの苦しみである」という話に似てる気がします。そもそも生むのが苦しくなかったら、論点とかナラティヴが持続しないと思うんですよ。 ――ただケヴィン・ケリーの言葉だと、紙のかどうかという話は抜きになるんですよね。紙だからこそ「生みの苦しみ」があるとしたら……ああ、こっちも紙か電子かは関係ないのか(笑)。 吉:紙のほうが「生みの苦しみ」がより強制的に……。 内沼:そう、比較的に起こりやすい、というだけの話で(笑)。 河村:それに、紙のほうが手触りや雑誌のレイアウトによって、行間に込められた「苦しみ」が分かりやすいんですよ。デジタ

    Guro
    Guro 2014/06/06
    なにこれ。すげー面白いんですけどの続き。Part2の中に、重要なトピックが3つも4つも語られててやばい。
  • 1 そもそも本ってなんだろう?

    昨年秋、「図書館」や「」にまつわる斬新な仕事をなさっている4人の方々(numabooksの内沼晋太郎さん、達人出版会の高橋征義さん、リブライズの河村奨さん、カーリルの吉龍司さん)にお集まりいただき、座談会を行いました。 この座談会を開催するきっかけとなったのは、2012年に前国立国会図書館長の長尾真さんが発表した「未来の図書館を作るとは」という文章です。館長在任中に「長尾ヴィジョン」という大胆かつ画期的な「未来の図書館」像を提示した長尾さんが、あらためて幅広い論点から図書館の可能性を論じたこのテキストを若い世代はどう受けとめたか、というところからスタートし、率直かつ真摯な議論が行われました(「マガジン航」編集人が入院中だったため、長尾さんがこの文章を発表した経緯にくわしい李明喜さんに司会をお願いしました)。 この「未来の図書館を作るとは」が達人出版会から電子書籍(無償)として刊行される

    Guro
    Guro 2014/06/03
    なんかこれ、すげー面白いんですけど。。/カーリルさんがいて、リブライズさんがいて、内沼さんがいらして、司会が李さんて。
  • ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)

    ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)(1998年創刊)は、 アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)の公式メールマガジンです。

    ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG)
    Guro
    Guro 2012/11/14
    会場で無事に入手だん。これって、あの長尾さんの私家版なんですね。活字になってと本当によかった。
  • 民主党 そこまでやるか 天下り|河野太郎公式ブログ ごまめの歯ぎしり

    国会の会期延長問題で辞表を叩きつけるまで、自民党のシャドウキャビネットの行政刷新担当と公務員制度改革担当は、河野太郎だった。 そのころから民主党が、天下り問題について、野党時代から方針を180度ひっくり返して天下り天国をつくろうとし始めたことに警鐘を鳴らしてきた。 前原国交大臣を先頭に、民主党内閣は公務員の現役出向も、やり放題にしてきた(この一点だけは長厚労大臣を高く評価する。彼は厚労省の現役出向を全て止めた。) 天下りに目を光らせるはずの再就職等監視委員会の委員長、委員の人事は、自公政権下では民主党が国会同意人事に反対してとうとう任命が行われず、民主党政権になってからは今日まで、委員長、委員が提案されてこない。 その結果、資源エネルギー庁長官が東電の副社長含みでダイレクトに天下るといった結果になった。 民主党政権になって、天下りは、やり放題になったが、ここまでは行政府の話だ。

  • 鎌倉市図書館が100周年、関東大震災、戦時の接収も乗り越えて/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    鎌倉市図書館が20日、県内の公立図書館として初めて開館100周年を迎えた。開館や関東大震災後の再建の際、地元の篤志家らから寄付を受け、戦時の接収も乗り越えて節目の日を迎えた。 1911年7月20日、当時の鎌倉小学校の敷地内に「鎌倉町立図書館」が誕生。図書千冊と建築費千円を拠出した実業家、東郷慎十郎さんら、多くの寄付により設立された。 23年の関東大震災で倒壊したが、36年には御成小学校の敷地内に新図書館が開館。この時も銀行家、間島弟彦さんの遺志による寄付などが支えた。 戦時中の44年には軍に接収され一時閉館となり、46年に再開。その後「鎌倉市図書館」と改称し、市内各地域に図書館をオープンさせるなどして現在に至っている。 この日の記念式典では、国立国会図書館の長尾真館長が「図書館は情報や知識を得るだけでなく、生涯学習の拠点や人が出会う場であることが求められており、その取り組みは称賛に

    Guro
    Guro 2011/07/21
    (NDLの)長尾真館長が「図書館は情報や知識を得るだけでなく、生涯学習の拠点や人が出会う場であることが求められており、その取り組みは称賛に値する。図書館をよくするのは利用者や住民。…(略)」とあいさつ。
  • 一流と呼ばれる社会保険労務士を目指すあなたヘ

    会社と社員との間に立ち、さまざまな問題を対処する緩和剤的な役割をも担う、言わば、労働に関するエキスパートでもある社会保険労務士。 会社や企業に入社すると、ほとんどの場合、公的保険などへの強制的な加入が義務付けられている為、今後も、専門家としての仕事が途絶える事は考えにくいと言えます。 むしろ、保険制度や年金制度など労働に関するさまざまな法律や規定もより一層複雑化する事が予想されている将来においては、益々需要が高まる傾向にあると言えます。 ただし、社会保険労務士の需要自体が高まる傾向にあると言っても、ただ資格を持っているだけでは、その流れを有利に活用する事は難しい、と言えるかもしれません。 既に、労働環境や法律など、会社に関するさまざまな要素も年々複雑化している昨今ですが、近い将来、その変化も更に加速するのでは?と懸念されているのが実状です。 労働に関する全ての項目を熟知している専門家として

    Guro
    Guro 2011/01/07
    長尾構想に対して、ちょっとびっくりするほど、えらくまっとうな記事。
  • SYNODOS JOURNAL : 残す責任:電子書籍と図書館に関する一読者からのささやかで壮大なお願い 山口浩

    2010/12/217:0 残す責任:電子書籍図書館に関する一読者からのささやかで壮大なお願い 山口浩 法や制度、契約や組織、その他社会的な慣習や常識は、それが成立した時点の技術水準や社会状況、人々の好みなどを前提としてつくられる。それは考えてみれば当然の話で、社会のなかで何らかの機能を果たすことを目的とするなら、その社会がおかれた環境の下できちんと機能してもらわねば意味がないからだ。  ◇電子書籍「元年」の憂◇ 2010年は、日でも電子書籍元年というか、少なくとも、電子書籍に対する関心が大きく高まった年として記憶されることになりそうだ。もちろん「元年」というのはある意味不適切であって、電子書籍にはずっと以前から何度も市場に投入されては失敗に終わってきたという歴史があるわけだし、ここ数年でいうなら、少なくとも携帯電話で読むもの、とくにマンガやいわゆるケータイ小説といった分野では、すで

    Guro
    Guro 2010/12/21
    まったくそのとおり。どうやって残すか、を国家レベルで(なくても、自治体図書館レベルでもいい)考えないと。そしてそのために図書館があるのだと。
  • 図書館総合展参加レポート(その2) - 図書館小町

    図書館総合展第1日目の参加レポート「その2」は、午後のフォーラム「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし−長尾真と湯浅俊彦の論点整理−」です。 今回のレポートも、講師お二人の発言について、個人的に気になったこと+関心のあったことのメモをおこしたものです。私が聞き取れた範囲でのメモなので、実際の内容と違っている部分もあるかもしれませんが、ご了承ください。 「長尾構想」への図書館界・出版界のまなざし−長尾真と湯浅俊彦の論点整理−(講師:国立国会図書館長 長尾真、夙川学院短期大学准教授 湯浅俊彦) 館種によって、電子資料・ネットワーク系情報源に対する取り組みに相違がある。公共図書館では、利用時間に制限があったり、利用できる端末が限られているなど制限付きでの提供で、あまり活用できていない状況にある。→ 公共図書館における電子書籍の提供環境が課題か? 「電子出版物流通センター」について。電子書籍

    図書館総合展参加レポート(その2) - 図書館小町
    Guro
    Guro 2010/11/29
    電子の貸出に国家補償の件で、韓国の例が出たのは何より。仕組を作るのもかの国は進んでいる気がしています。
  • 第12回図書館総合展フォーラム「『長尾構想』への図書館界・出版界のまなざし」

    2010年11月24日(水)13:00~14:30に開催された 第12回図書館総合展フォーラム「『長尾構想』への図書館界・出版界のまなざし」関連のツブヤキのまとめです。 USTアーカイブは、 続きを読む

    第12回図書館総合展フォーラム「『長尾構想』への図書館界・出版界のまなざし」
  • Googleに頼らず日本語書籍の全文検索を

    10月29日に「全文テキスト化実証実験参加協力会社との定例会(第1回)」が開かれた。これは、私流の言い方をすれば、2009年6月ごろから、境真良さん(経済産業省)や版元ドットコムのメンバーたちと話していて、ひょっこり生まれた「ジャパニーズ・ブックダム」が、長い相談や準備をへてやっと最初の一歩を踏み出したものだ。 もちろん、国立国会図書館には国立国会図書館の計画があって、たまたまそれがリンクして始まったものという位置づけだろうし、今回参加した出版社もそれぞれの計画のなかの一つとして参加しているわけだ。 「マガジン航」からの求めがあったので、以下に、ここまでの経緯をまとめてみた。 「ジャパニーズ・ブックダム」構想のはじまり 日語のの全文検索→一部表示サーバーをインターネット上につくる(仮称=ジャパニーズ・ブックダム) [ポットの日誌 2010年2月22日] 「ジャパニーズ・ブックダムの夢」

    Googleに頼らず日本語書籍の全文検索を
  • 2010/7/16に開催された『講演会「電子図書館の可能性」』のツイートまとめ

    ◆講演会「電子図書館の可能性」 電子情報が氾濫し、電子書籍が台頭する中で、図書館が果たす役割とは? 電子図書館は、今、何ができ、これから何を目指すのか? 続きを読む

    2010/7/16に開催された『講演会「電子図書館の可能性」』のツイートまとめ
  • 講演会「電子図書館の可能性」 - klarer-himmel13's diary

    日時:2010年7月16日(金)13:00-16:00 場所:国立国会図書館 関西館 地下1階 大会議室 プログラム: 講演 「理想の電子図書館へ向けて」 長尾 真氏 (国立国会図書館長) 報告 「国立国会図書館の電子図書館の現在」 大場 利康氏 (国立国会図書館関西館電子図書館課長) パネルディスカッション「電子図書館の可能性」 パネリスト 長尾 真氏 (国立国会図書館長) 仲俣 暁生氏 (「マガジン航」編集人) 藤川 和利氏 (奈良先端科学技術大学院大学准教授・電子図書館研究開発室長) 大場 利康氏 (国立国会図書館関西館電子図書館課長) 司会 中井万知子氏(国立国会図書館関西館長) 当日、配布された資料はNDLのHPにて公開されています。 http://www.ndl.go.jp/jp/event/events/dl_future.html また、今回は同時中継と、@ca_tweet

    講演会「電子図書館の可能性」 - klarer-himmel13's diary
    Guro
    Guro 2010/07/20
    様々なプレイヤーの中で図書館が「地域情報を担え」となってしまうのはちょっと矮小化か?いや電子アーカイブが国に一つであれば、それは致し方ないか。
  • 世界中で顰蹙を買ったグーグルブックサーチより危険「国立国会図書館『蔵書75万冊デジタル化計画』」 « G2 講談社のノンフィクション新機軸メディア『G2』

    グーグルのブックスキャン問題については、多くの方がご存知かと思います。インターネットの巨大企業であるグーグルが著者に無断で世界中のをデジタル化し、それをデータベースとして利用しようという試みに対し、...グーグルのブックスキャン問題については、多くの方がご存知かと思います。インターネットの巨大企業であるグーグルが著者に無断で世界中のをデジタル化し、それをデータベースとして利用しようという試みに対し、世界中の著作権者が著作権をめぐって訴訟を起こしました。一方、日国会図書館が所蔵データをデジタル化していることはあまり注目されていません。これは、一連のグーグル問題と同様に、いや、それ以上に出版の未来を大きく左右する大問題なのです。 今年1月1日、改正著作権法が施行され、国会図書館は収蔵データの保存のため、著作権者に無許諾で著作物をデジタル化できることになりました。これまでも、マイクロフィ

  • 電子書籍の課題や制度を検討、3省合同の懇談会が初会合 

  • 日本語の本の全文検索→一部表示サーバーをインターネット上につくる(仮称=ジャパニーズ・ブックダム) | ポット出版

    何度か「ジャパニーズ・ブックダム」という計画をやりたい、と表明していたので、 その具体的なことをできるだけ整理してみました。 また、参考にマガジン航の「ジャパニーズ・ブックダムの夢」もどうぞ。 ────────────────────────────── ジャパニーズ・ブックダム計画は、日で、日語(ジャパニーズ)の(将来は雑誌や電子書籍も)のインターネット上での全文検索を可能にし、検索されたページ=の一部表示をするサーバー設置を、国立国会図書館と出版社の共同の取組みで実現しようというものです。 国立国会図書館長尾真館長が、いわゆる「長尾プラン」を発表して、を生業にしている出版業界、書店、取次、図書館、をはじめネットワークでさまざまな発言している人たちの間でも話題になりました。 この構想は、国立国会図書館が、日全国さまざまな地域に住む人たちに、ひとしく資料へのアクセスを提供するた

  • ジャパニーズ・ブックダムの夢

    はじめに まずはじめに、今日の話の前提としてお伝えしておきたいんですが、僕は「出版が社会から不要と宣告されて潰れてしまったら、それはそれでしょうがない」と思っています。消えるものはどう抵抗しようが消えるだろうし、逆にいえば必要な限りは存続できると思うんですね。 実際、出版に関連する仕事の中でも、写植屋という商売は僕らが潰してしまってます。ポット出版も、かつては写植屋に毎月20万円分くらい仕事を発注していましたが、1992~93年頃を境に、ぴたりと一銭も払わなくなりました。写植屋に頼むとB4版程度の印画紙一枚あたり1万円くらいかかるところを、自分でパソコンを買ってデータを作り、それを通信で送れば、1000円とか2000円とかでできちゃうんだもの。このほうがぜんぜん安く済む、そう思ってみんなが乗り換えた結果、写植屋はバタバタ潰れていきました。 そうやって僕ら自身も関連業種を潰していったわけだか

    ジャパニーズ・ブックダムの夢
  • ACADEMIC RESOURCE GUIDE [まぐまぐ!] No.412

    1998-07-11創刊                     ISSN 1881-381X ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE(ARG) ◆◇◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― Science, Internet, Computer and ... 2010-02-01発行   ‡No.412‡   4883部発行 "Ask not what the net can do for you -ask what you can do for the net." ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ◇ 目次 ◇ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ○連載企画:国立国会図書館若手連続インタビュ

    ACADEMIC RESOURCE GUIDE [まぐまぐ!] No.412
    Guro
    Guro 2010/02/03
    感動した。NDLスタッフすばらしい。もっと驚いたのは”このインタビューは、Yahoo!メッセンジャーを用いて行われ”eeee!
  • 第百十八回「国立国会図書館長 長尾 真VS出版流通対策協議会長 高須 次郎」 - SURVIVE〜作家生存競争〜

    SURVIVE=生き残り このブログは、一人の人間が”独力”で作家として生き残っていくための奮闘を綴った記録だ。 ルール:①自分で考え、自分で行動する。 ②他人任せにしない。 ③毎日更新する。 第百十八回「国立国会図書館 長尾 真VS出版流通対策協議会長 高須 次郎」 滅茶苦茶ヒートアップしている。 争論は『電子化をどう進めるか』 まずは国立国会図書館長 長尾 真さんの意見 ①電子書籍化ついて ・何百万冊もはある。今は表題しか調べられない。電子化すれば全文検索可能 ・文字の拡大や音声合成ソフトなどで特に障害者の方がそうだが、読みやすくなる ・書庫が満杯になるため、全国の公共図書館は毎年かなりの数のを捨てている。 ②グーグル検索対象外になったことについて ・世界の流れから外れること、そこで検索されなければ日の作品は無視されてしまう。 ③電子図書館の設立について ・2010年3月までに議

    第百十八回「国立国会図書館長 長尾 真VS出版流通対策協議会長 高須 次郎」 - SURVIVE〜作家生存競争〜
  • 新年のごあいさつ 新しい「読書」へ | 国立国会図書館-National Diet Library

    新年おめでとうございます。 昨年はグーグル問題でもちきりの年でありました。このインパクトは大きく、出版界や図書館界はこれからどのような方向で進んでゆくべきかをいやおうなく考えさせられることになりました。折から新しい電子読書端末が売り出され、これまでとは異なる形の電子新聞も出されようとしております。日常生活における読書スタイルが変り、図書館の利用法もこれまでとは違ったものとなってゆくきっかけの年となるでしょう。今年はくしくも国民読書年でありますが、このような出版界、図書館界の大変革の時にあたって、これからの読書のあり様、知識活用の仕方について深く考えねばならないと存じます。 世界的に電子図書館化への流れは急速です。フランス大統領は国債による資金で書籍のディジタル化を進めると発言しております。当館におきましても図書・資料の大規模なディジタル化を格化させておりますし、4月からは公的機関のインタ

    Guro
    Guro 2010/01/06
    館長御自ら新年のごあいさつ。すがすがしい気持ちになりました。感謝。
  • これからの情報検索は“捨てる”技術--国会図書館の長尾氏が講演

    ウェブの分野で世界的に影響力のある研究やビジネスを生み出すためにはどうすればよいかを議論することを目的に、12月7日に東京大学の安田講堂で「第1回ウェブ学会シンポジウム」が開催された。国立国会図書館館長の長尾真氏が「ウェブ研究に求められるもの−課題と期待−」と題した基調講演を行った。 長尾氏は国立国会図書館の館長、さらに工学博士としても出版物の電子化やウェブサイトのアーカイブ化に取り組んでいる。従来はサイトごとに許諾を取る必要があったネット情報のアーカイブ化は、2009年7月に成立した改正国立国会図書館法により、国や行政法人、国立大学のサイトに限っては、許諾不要で情報の収集が可能になった。 今後は「この対象をどこまで広げていくか。短期間に消えてなくなることがあるネット上の情報に対処する技術も必要」と長尾氏は語った。 国立国会図書館は現在、すべての紙の出版物に対して献を義務付けているが、今

    これからの情報検索は“捨てる”技術--国会図書館の長尾氏が講演