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ブックマーク / ameblo.jp/hiromiyasuhara (6)

  • 『「世論の曲解」菅原琢』

    世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)/菅原琢 屋さんでパラパラと読んでいて、おもしろい!と思って即買。あとがきを読むと、「犯罪不安社会」、 「子どもの最貧国・日」 でもお世話になった担当編集、黒田さんではないですか。骨のある著者を出されますねえ。刺激になります。後藤さんも評価、参照されつつ、データの解釈のところできちんと批判されていて、はじめて内容で指摘受けられたんじゃないかしら。きっとこの喜ぶだろう、お知らせしなきゃと思っていたら、すでにtwiiterで喜んでいらっしゃいました。まだちゃんと読み込んでいないので、内容についてご紹介するのは、今控えますが、「このように若者の右傾化をめぐって、いくつかの見解、議論が各所から提示されている。しかしこれらの指摘は、それが新書や雑誌記事という媒体でなされていることを考慮しても、実証性に乏しいものばかりである。これらの議論で取り

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    LondonBridge 2009/12/29
    光文社新書 /「早稲田文学vol2」東浩紀の「ただの卑屈な敗北宣言」
  • 『「自爆する若者たち」』

    集団殺害問題研究者でもあり、人口学者でもある著者が世界史的に「若者が暴れるとき」を考察したです。 自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン 著者が問題とするのは人口ピラミッドをみたときに若者世代が外側に大きく張り出してしまう「ユース・バルジ」という現象。「ユース・バルジ」とは父親の相続権がなく、ポスト、居場所がない「次男坊以下の比率としての若年男子過剰」のこと。その集団は、歴史的に見れば、居場所が用意されない場合、侵略、内戦、戦争、テロなどを引き起こし、どんな宗教であろうがどんな思想であろうが、結果的にはそういった暴力の正当化に使われてしまう、利用される場合が多いよ、という悲しくなるくらい身も蓋もない話が満載です。 --------------- いい大人に成長した息子たちが徒党を組んで運動を繰り広げるとき、それを知的に正当化する格好のイデオロギー

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    LondonBridge 2009/02/05
    「自爆する若者たち―人口学が警告する驚愕の未来 (新潮選書)/グナル ハインゾーン」「ユース・バルジ」
  • 『AERAでAERA批判(笑)』

    http://www.aera-net.jp/summary/090104_000574.html 「2009年100人の予言」で後藤和智さんが登場されていたのでご紹介。 問題の質を隠す世代論は要らない。 ------------------------------------ アエラに昨年掲載された「『ゆとり社員』で職場崩壊」という記事には、思わずのけぞりました。ゆとり教育という言葉自体が、若者をバッシングする方便になっていることに疑問を感じます(略)。 若者の雇用問題は、住宅や法律、そして経済の問題でもあります。なぜその視点が抜け落ちてきたのか。私がこれまで著書で批判してきたように、「今の若者には既存の考え方が通用しない」という論が流通して、問題の質が「自己責任論」など別のところにあるという錯覚をさせてきたからです。 やっかいなのは、若者たちが自分たちが被害者なんだと世代の中で凝り

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    LondonBridge 2009/01/09
    禁じ手「もう陛下が「ご訪問」とかしたら黙るんじゃないかなあーと」/有りそうだから、ちょっと怖い
  • 『後藤和智さんの新刊!「おまえが若者を語るな!」』

    後藤和智さんの「おまえが若者を語るな!」が発売になります。 前回とはうってかわって、舌鋒鋭く実名批判で行きましたね。 ----- 若者論は何を見誤ってきたのか。私は常に考え続けてきた。見誤るといっても公開されている統計などを参照しないまま、思いこみで少年犯罪や「ニート」について饒舌に語る、ということではない。もちろん、そういった言説を批判する努力は必要であり、私もそうしてきた。 だが、私はその先に行くべきだと思う。 ----- おお。1ページ目から気合入ってる!ついに武器屋が自らも戦闘に。2回に分けてご紹介します。 おまえが若者を語るな! (角川oneテーマ21 C 154)/後藤 和智 その前に。 今の「潮」で東浩紀氏と鈴木謙介氏がアキバの事件に関して対談をされております。東氏が「経済学じゃないんだ、実存の問題なんだー!!(大意)」と語り、「創」では鈴木謙介が「(事実や統計は大事だけど)

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    LondonBridge 2008/09/11
    これはちょっと期待な新書「おまえが若者を語るな!」
  • 『秋葉原の事件のコメントメモ』

    秋葉原での事件、有識者、政治家、有名人(?)のコメントメモ。余裕があれば、随時追加していこうかと。 追記:ぶくまで「そんなネット社会批判とかオタク批判とかゲーム批判とか大したことないんじゃない?」(でいいんかしら?)っていってる方もいるんで、「こころ世代のテンノーゲーム」様と「Interdisciplinary」様をリンクさせていただきます。 あの一応いっておくと、私も、書いてるように、このたびの事件は「格差社会批判」的なものも、かなりでてきているので、まあマシにはなったかなあと思っておりますよ。 ただ、この2日間くらい調べて、「Interdisciplinary」様が拾ってくださっているみたいに新聞社説系はやっぱりうーんテンプレ多いかなあという印象かなあ。テレビは昼間の番組だったかなあ(だいたい仕事しながらつけてるんで)、ネットに残ってないだろうし、ソース出せなくてすいません。ただ、報道

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    LondonBridge 2008/06/11
    情報が少ない中コメント求められる人たち。 「できませんよ」の石原慎太郎は正直というか、勘がいいと思う。
  • 『刑務所の風景』

    私のブログで何度か紹介させてもらっている浜井浩一先生が「法学セミナー」に連載されている「刑務所の風景」が最終回となった。ちょっと寂しい。早くにならないかな。 浜井先生は法務省出身で犯罪白書の作成にも関わり、矯正施設、保護観察所のほか、法務総合研究所研究官、国連犯罪司法研究所研究員等を歴任され、現在龍谷大学の法科大学院の教授である。統計の専門家でもある。 この「刑務所の風景」は刑務所を社会学的な視点から参与観察されている論考で、とても勉強にもなったんですが、それに加えて変な言い方で恐縮ですが、かなり笑えました。 刑務所の管理主義を左翼的にたたくものでもなく、悪人礼賛的な囚人同士の感動的な人間関係を書いてるわけではなく、システムや制度といった硬い面の話だけではなく、刑務所から社会というものをかなりひいた視点から書かれていらっしゃいます。 つまり極端な人たちが極端なことをしてそれをおもしろおか

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    LondonBridge 2006/12/26
    出版されたら読む
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