菅総理の真意がどこにあるのかよくわからないが、本当に危機管理で与野党協力体制をつくろうとしているのだろうか。昨日から今日までの情報の漏れ方では野党が警戒心を持つのが当然だろう。 菅総理の延命のために協力するのではない。国家・国民のために協力する。そのことが挙国一致の条件となる。 そのため、菅総理は、危機管理と復旧・復興の目途を半年でたてるための挙国一致であることを明示し、半年をめどに危機管理と復旧・復興の方針決定後、総理の座を辞すことを明言すべきである。その後は、参議院の与野党を中心とする新たな選挙管理内閣を経て、衆議院総選挙で平時の与野党体制に戻せばいい。 挙国一致においては、今日までの混迷を反省する観点から、危機管理と復旧・復興の要諦のラインの指揮系統を野党に委ねるぐらいの覚悟を見せて頂きたい。そして、全省庁で与野党挙国一致体制が必要である。 その総理の覚悟を見定め、これ以上の国民生活
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