景気が良かった頃は、「無関心な層に、広告でつって売る」、という手法が効果的だったわけだが、景気が悪くなり、一人一人の使えるお金に限りがあるようになってくると、無関心な層は、そう簡単には飛びついてくれなくなってくるわけで、大多数向けに作られていたものは、景気が悪くなれば悪くなるほど、それに比例して売り上げが落ちていくことになり、ところが無関心な層とは違って、熱狂的なファンを抱えている物や人というのは、景気に左右されにくい側面、いや、好きだからこそ、その物や人のためにお金を貯めてでも買うファンの心理的な側面があり、他に何も希望が持てないような状況になっても、信じている物や人に対してはいくらでも熱狂的になることができるのであるから、景気に左右されにくいと言えるわけで、相対的に、景気が悪くなったときは、熱狂的なファンをつかんでいる物や人の売上比率は高まり、大多数向けよりも、一部の熱狂的なファンにだ
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