中野目 純一 日経ビジネス副編集長 2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。 この著者の記事を見る
シリア・バブアルサラム(CNN) シリア北部のトルコ国境付近の町バブアルサラムにある避難所には、今日も多くの子どもたちが飢えをしのぐために雑草をかき集めながら、国外退避できる日を待っている。 3人の少年たちが懸命に地面に穴を掘っている。状況が違えばそれは「遊び」になるだろうが、戦争の続くシリアと難民受け入れに難色を示すトルコに挟まれたこの地域には無邪気さなど残っていない。 ムハンマド・ザフィールくん(13)は仲間たちと、「ジェット機が来て爆弾を落としていったときのために」穴を掘っているという。「ここに子どもたちを隠す。もっと大きい穴にしていく」 ここではあまりに早く、不自然な形で大人になることが求められる。遊びに費やされていたはずの時間は防空壕(ごう)を掘る時間へと変わった。ムハンマドくんは音で、ミサイルか、携行式のロケット弾か、重機関銃かを聞き分けられるという。掘った穴には、空襲時でも外
シリアの首都ダマスカス(Damascus)のオペラハウスで演説するバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領(2013年1月6日撮影)。(c)AFP/SANA 【1月7日 AFP】シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領は6日、首都ダマスカス(Damascus)で演説し、国民に向けて内戦状態終結の行程表を提示した。この中で、同大統領は反体制派勢力を欧米の「奴隷」と決めつけ、外国勢力に対し反体制派支援を止めるよう呼びかけた。 アサド大統領が示した行程は、第1段階として「政権転覆を狙う反政府武装勢力」への支援を外国が停止すれば、政権側は軍事攻撃を停止し、停戦監視の仕組みを設けるとした。 次に、外国からの指図を受けていないシリア内外の反体制派と対話に臨み、新憲法の起草に向けた国民対話会議を開催。続いて国民投票、議会選挙を行い新政府を立ち上げると述べた
【ベイルート】内戦の続くシリアのアサド大統領は6日首都ダマスカスで、6カ月ぶりに全国向け演説を行い、シリアを守るため反体制派と戦うよう国民に呼び掛けるとともに、国際的な和平工作を拒否する姿勢を打ち出し、自らは権力の座にとどまりながら政治改革に取り組む提案を行った。
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