10月18日、今年のノーベル平和賞を受賞したイエメンの反政府活動家タワックル・カルマンさんが、国連安保理にサレハ大統領に訴追免除を与える湾岸協力会議の提案を認めないよう訴えた。サヌアで8日撮影(2011年 ロイター/Khaled Abdullah) [ニューヨーク 18日 ロイター] 今年のノーベル平和賞を受賞したイエメンの反政府活動家タワックル・カルマンさんが18日、国連安全保障理事会に対し、同国のサレハ大統領に訴追免除を与える湾岸協力会議(GCC)の提案を認めないよう強く訴えた。 米ニューヨークの国連本部前で行われたデモに参加したカルマンさんは、「若者による平和的な革命は、GCC提案に反対する。大統領とその家族に訴追免除を与えているからだ」と強調。 また安保理にGCC提案の受け入れを迫る決議案の草案が提出されたことについて、カルマンさんは「安保理は、訴追免除を与える決議案を採択するよう