3月30日、英外務省は、リビアのクーサ外相がチュニジアから英国の空港に到着し、同国に亡命したことを明らかにした。写真は18日、トリポリで記者会見する同外相(2011年 ロイター/Zohra Bensemra) [ロンドン 30日 ロイター] 英外務省は30日、リビアのクーサ外相がチュニジアから英国のロンドン南郊にある空港に到着し、同国に亡命したことを明らかにした。クーサ氏は最高指導者カダフィ大佐の側近の1人で、亡命は政権側に大きな痛手とみられる。 英外務省の広報官は「渡航はクーサ氏の自由な意志によるもので、(外相を)辞職したと話している」と明らかにし、同氏がカダフィ政権で最も重要な人物の1人で、リビア政権を国際的に代表する役目を担っていたと指摘。また、英政府がカダフィ大佐周辺に対し、政権から離反するよう呼び掛けていると述べた。 クーサ氏の友人で、英シンクタンクのアナリストでもあるノーマン・
カダフィ大佐「部隊を洗脳」=雇い兵に「偽札」−反政府側が捕虜から聴取・リビア カダフィ大佐「部隊を洗脳」=雇い兵に「偽札」−反政府側が捕虜から聴取・リビア 【ベンガジ(リビア東部)時事】リビアでカダフィ大佐打倒を目指す反政府勢力の複数の軍事部門幹部は30日、これまでの政府軍との交戦による捕虜から得た情報として、大佐が自身を支持する政府軍部隊に「反政府勢力は国際テロ組織アルカイダのメンバーだ。抹殺しなければならない」と信じ込ませ、前線に送り込んでいることを明らかにした。 反政府勢力は捕虜の身柄を北東部ベイダの刑務所で拘束し、政府軍について聴取している。幹部は取材に対して「捕虜は、われわれが女性や子供を殺りくしているといった話を繰り返し聞かされていたようで、洗脳されている」と指摘。「拘束された後、実際は全く違うと知ってこちらに寝返る人も多い」と強調する。 この幹部自身、2月中旬にカダフィ大
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