OECD - ブリュッセル、2016年6月16日 OECDの新報告書、「図表でみる世界の地域 2016年版 (Regions at a Glance 2016)」によると、所得格差は、多くの国々の国内で拡大しており、住居、安全性、大気の質も地域間格差が多くの地域で広がっています。 本報告書によると、ほとんどの国々で、教育とインターネットの利用については地域間の差が縮まってきていますが、1人当たりのGDP、可処分所得、安全性、大気汚染の格差は多くの場合拡大傾向にあります。OECD諸国の最も豊かな地域と最も貧しい地域との1人当たりの可処分所得格差は2000年から2013年までに平均で年率1.5%拡大しました。その拡大幅が最も大きかったのはスロバキア、オーストラリア、チェコ、カナダです。 本報告書は、40か国以上で地域レベルの指標を調査した結果を収録していますが、そこから、多くの地域が企業と人々