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2014年11月2日のブックマーク (2件)

  • 量的緩和の効果はあるのか、ないのか

    10月29日、FRB(米連邦準備制度理事会)が量的緩和第3弾(QE3)を終了することを、FOMCで決定した。ただ、これは厳密な言い方ではなく、「資産買い入れを停止した」ということである。FEDのバランスシートを直接使って、米国債と資産担保証券を大量に保有するというバランスシートポリシーは継続し、満期分と利子支払い分の再投資は継続する。 したがって、FEDが資産を保有するという金融政策は継続するのであり、来であれば、緩和は継続というのが質的なとらえ方である。ただ、経済と金融市場の拡大に応じてマネーの供給は拡大するのが中立的な金融政策であると考えるのであれば、資産保有規模が一定となるのは、拡大とは言えず、量的な「緩和」は終了し、量的金融政策は継続される、という捉え方もできる。 改めて、量的緩和とは何か そこで、この際もう一度、量的緩和の定義を考えてみよう。来は、量的緩和とは、日銀行が2

    量的緩和の効果はあるのか、ないのか
    a1ot
    a1ot 2014/11/02
    「株式市場(およびJ-REIT市場)というセカンダリーマーケットへの流動性供給は、これらリスク資産の価格上昇だけにとどまり、実体経済におけるリスク投資の変化をもたらさない可能性もある」
  • 黒田総裁は天才かつ秀才だが、間違っている

    昨日(10月31日)の日銀・黒田東彦総裁の記者会見を見た。じっくり見た。やはり、この人は素晴らしく頭がいい。論理も明快で論旨は一貫している。昨年4月4日の異次元緩和から、何もぶれていない。やはり財務省の大先輩、財務省の歴史に残る大秀才という話は大げさではない。 天才かつ秀才だが、経済はわかっていない? しかし、今回の日銀の金融政策決定会合においては、彼の結論も打ち出した政策も間違っている。何のための追加緩和なのか。量的質的緩和の拡大は何のためなのか。何のためにもならない金融緩和策を打ち出したのは、なぜなのか。 彼は経済の基がわかっていないのではないか。そういう疑問がわいてきた。天才であり、秀才であるが、経済については理解していない。そう思わざるを得ない。 今回の追加緩和は大きなサプライズだった。日経平均株価は755円もの上昇となり、GPIFネタで200円程度上げていたこともあったが、そこ

    黒田総裁は天才かつ秀才だが、間違っている
    a1ot
    a1ot 2014/11/02
    「足元のインフレ率が1%へ低下したのは、原油価格およびその他資源価格などの下落によるもの。そして、コスト安は長期的にはインフレをもたらすが(景気が良くなることにより)、足元ではデフレとなる」