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ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (4)

  • きまぐれな日々 内田樹と佐藤優の害毒/北一輝に利用された鳩山一郎の愚劣

    自衛隊の活動範囲の拡大について、公明党が全く歯止めにならないことを露呈したり、三原順子が誰かの教唆があったか自発的かは知らないが「八紘一宇」をポジティブな言葉に転換させようと画策して、それに馬淵澄夫のような右翼的な野党政治家が相乗りしたりと、先週もまたろくでもないニュースばかりだった。 最近は街のチェーン店の屋ばかりか、三省堂や紀伊国屋といった大きな書店でも、排外的な右翼が目立って陳列されていることが多く嫌になるのだが、経営統合された丸善とジュンク堂のグループは比較的その弊害が小さいようだ。しかしそれらの屋でも売り上げを無視するわけにはいかないから、右翼はそれなりに置いてある。 そんな論外の右翼はさることながら、「リベラル」層に取り入ったとみられるにもろくなものがない。少し前には孫崎享のが目立ったが、最近は、というよりそれ以前から、内田樹と佐藤優が、出しているの数も多く、「

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    a1ot 2015/04/28
    「革新官僚だった若き日の岸信介が心酔したのは『日本改造法案大綱』であって、北一輝が『どす黒い極右』としての本領を発揮した時代の著作
  • きまぐれな日々 年末年始に読んだ本(7) - 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(下)

    「年末年始に読んだ」のシリーズは、今回が最終回。結局、1月17日までかかってしまった。12年前の今日、阪神大震災が起きた。忘れてはならない日だ。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、今も苦しまれている被災者の方に心からお見舞い申し上げるとともに、天災が起きた時に人災で被害を拡大させないための予防が必要だと思う。そのためにも、耐震偽装問題は、絶対にゆるがせにはできない。3日前にも書いたが、今日は、ヒューザー小嶋進社長の証人喚問からまる1年が経過した日、つまり、民主党の馬淵澄夫議員が「安晋会」の存在を暴いてからまる1年が経過した日でもある。 さて、「安晋会」といえば、安倍晋三の非公式後援会である。宮崎学&近代の深層研究会編『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(同時代社、2006年)は、最後の第8章「虎を画いてならずんば - 安倍晋三は何を継ぐのか」で、安倍晋三を、その母方の祖父・岸信介に絡めて論じ

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    a1ot 2014/02/05
    「彼(安倍晋三)は〈敵〉を求めている。『闘い』の相手を求めている。安倍晋三にとってのキーワードは自分への『批判』『攻撃』である。自分を被害者に仕立て上げ、その上で〈加害者〉に反撃を加える」
  • きまぐれな日々 年末年始に読んだ本(6) - 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(中)

    昨日のエントリに引き続いて、宮崎学&近代の真相研究会編 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(同時代社、2006年)を紹介する。 このは、最初の部分はかなり読みにくいが、あとの方ほど面白い。昨日紹介した、A級戦犯容疑者だった岸が、起訴を免れ、アメリカの後押しを得て不死鳥のように甦り、ついに総理大臣に上り詰めた経緯は、8章からなるこのの第5章に書かれている。 今回は、第6章以降に書かれている内容を紹介する。 岸の政治プログラムの目標は、「自主憲法」「自主防衛」「アジアへの経済進出」であった。安倍晋三がシャカリキになって改憲を目指しているのは、母方の「祖父」の果たせなかった夢を実現しようとしているからだ、とはよく指摘されることである。 日米安保条約の改定は、自主防衛を目指すためのステップだった。宮崎さんは、岸は最終的には核武装まで視野に入れていたという。2002年に安倍晋三が早稲田大学で「戦

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    a1ot 2014/02/05
    「岸は最低賃金法や国民年金法を制定したが、それは安倍晋三が言うような『貧しい人々を助けようと』したものではなく、大衆を懐柔するための『演技』に過ぎなかった」
  • きまぐれな日々 年末年始に読んだ本(5) - 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(上)

    今回と次回で、「年末年始に読んだ」シリーズの最後に取り上げるとして、宮崎学&近代の真相研究会編 『安倍晋三の敬愛する祖父 岸信介』(同時代社、2006年)を紹介する。 安倍晋三首相が「岸信介の孫」であることを売りものにしていることはよく知られている。しかし、私などは岸信介というと「A級戦犯」「日米安保条約を改定したあと、内閣を倒された男」「数々の疑獄事件で名前が取り沙汰されながら、一度も捕まらなかった男」といった、ネガティブなイメージしか持っていなかった。 だから、「岸信介の孫」を売りものにする男が総理大臣になったこと自体に、強烈な違和感を持っている。安倍晋三には、「安倍寛の孫」「安倍晋太郎の息子」という意識は希薄で、彼が「祖父」と言う時、大政翼賛会から推薦を受けずに選挙に当選した反骨の政治家である父方の祖父・安倍寛を指すことは決してなく、東条英機内閣の閣僚だった母方の祖父・岸信介「だ

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    a1ot 2014/02/05
    「岸というのは戦後になっても戦争責任を全く反省せず、間違った戦争だったとさえ思っていなかったのだ。岸は堂々とそれを広言している」
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