2日に示された社会保障制度改革国民会議の最終報告案では、一定以上の所得のある介護保険の利用者について、利用者負担の引き上げが盛り込まれた。改革の時期については明記されなかったものの、会合後の記者会見で清家篤会長(慶応義塾長)は「少なくとも中長期の話ではない」と述べ、短期的に実行すべきとの考えを示した。 介護分野の報告書案では、持続可能性を高めていくための施策として、利用者負担の見直しを掲げた。負担の公平性の観点から、施設入所で助成額の決定において基準として用いられる利用者の負担能力については、課税対象の所得(フロー)だけでなく、預貯金などの資産(ストック)も勘案すべきだと提案。低所得者の第1号保険料の負担軽減は、現在の割合よりもさらに引き下げるべきだとし、「負担能力に応じた負担」の徹底を求めた。 要支援者に対する介護予防給付の見直しも盛り込まれた。介護保険サービスとして実施されている要支
慶大病院(東京都新宿区)と香川労災病院(香川県丸亀市)は1日から、夜間や休日に救急外来を受診した軽症患者を対象にした「時間外選定療養費」の徴収を始めた。緊急性の高くない軽症者の受診が絶えず、本来の目的である重症患者への対応に支障が出ているためで、両病院に続き、獨協医科大病院(栃木県壬生町)でも10月から導入する見込み。 時間外選定療養費は、厚生労働省に届け出れば導入が可能で、ここ数年、救急患者が集中している地方の二次救急病院を中心に導入の動きが広がっている。徴収金額は、慶大病院は8400円(対象時間=午後5時-翌午前8時、日・祝日などは終日)、香川労災病院は5250円(同=午後5時15分-翌午前8時15分、土・日・祝日などは終日)。 慶大病院で対象外となるケースは、▽救急車で来院▽救急外来受診後にそのまま入院▽他院からの救急外来受診のための紹介状を持っている―など。同病院は、「患者の皆様
<iframe src="http://www.facebook.com/plugins/like.php?href=http%3A%2F%2Fwww.cabrain.net%2Fnews%2Farticle%2FnewsId%2F39782.html&layout=button_count&show_faces=false&width=450&action=recommend&colorscheme=light&height=21" scrolling="no" frameborder="0" style="border:none; overflow:hidden; width:110px; height:21px;" overflow:hidden;" allowTransparency="true"> 規制改革会議の岡素之議長(住友商事相談役)は2日の会合後の記者会見で、すべての社会
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く