タグ

ブックマーク / hiroyukikojima.hatenablog.com (3)

  • スティグリッツ氏の講演を聴いてきた - hiroyukikojima’s blog

    昨日、宇沢弘文教授メモリアル・シンポジウム「人間と地球のための経済 ― 経済学は救いとなるか?」が、国連大学で開催されたのに行ってきた。(人間と地球のための経済 ― 経済学は救いとなるか? - 国連大学参照)。主催は、宇沢先生の思想の普及を目標とする非営利団体・宇沢国際学館。 シンポジウムは、宇沢先生のご子息・宇沢達さんによる宇沢先生の業績と思想の紹介、ノーベル経済学賞受賞者ジョセフ・スティグリッツ氏による講演(1時間)、宇沢先生のお弟子さんである松下和夫氏による宇沢先生の環境問題へのアプローチの紹介、スティグリッツ氏・宇沢達さん・松下和夫氏をパネリストとする討論、というプログラムとなっていた。 ここでは、スティグリッツ氏の講演についてだけ感想を書くことにする。 とは言っても、氏の講演内容をきちんと把握できているわけじゃないことを前もって弁解しておきたい。なぜなら、英語が苦手なぼくは同時通

    スティグリッツ氏の講演を聴いてきた - hiroyukikojima’s blog
    a1ot
    a1ot 2016/04/21
    「90%以上のアメリカ人の所得が80年代のまま伸びていない。学歴の低い層の貧困が非常に深刻
  • 宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 - hiroyukikojima’s blog

    経済学者の宇沢弘文先生が、9月18日に86歳でご逝去された。ご高齢だったので、遠からずこの日がやってくることはわかっていたし、覚悟をしてはいたつもりだけど、喪失感は予想以上のものだった。おととい、朝日新聞から電話取材を受け、ぼくの追悼の談話が昨日(9月27日)の朝刊に掲載された。学習院大の宮川さん、東大の吉川さんと肩を並べ、弟子としての談話を載せることができたのが、喪失感の中でのせめてもの慰めとなった。 この喪失感は、他のすべてのお弟子さんに負けない自信がある。なぜなら、他のお弟子さんたちはすべて、そもそも頭のいい「学問的セレブ」な人たちなので、宇沢先生に出会わなくても、若干専門分野は違っているかもしれないが、間違いなく今の地位を築いただろう。一方、ぼくはといえば、宇沢先生と出会わなければ、経済学を勉強することもなく、研究者になることも大学教員になることもなく、社会の片隅で世をはかなんで拗

    宇沢弘文先生は、今でも、ぼくにとってのたった一人の「本物の経済学者」 - hiroyukikojima’s blog
    a1ot
    a1ot 2014/09/30
    「先生の目標や問題設定は最初からぜんぜん変わっていない。変わったのは、使う方法論のほうなのだ。先生は、主流の経済学の方法論では、自分の主張したいことを構築することが困難であることに直面したのだと思う」
  • 理系の高校生に読んでほしい社会的選択理論 - hiroyukikojima’s blog

    今回は、坂井豊貴『社会的選択理論への招待』日評論社を紹介しようと思う。このは、刊行直後に手にしたのだが、じっくり腰を据えて読みたい、と思うあまり、今まで一年もの時間が経過してしまった。しかも、とても忙しいときに限って、逃避行動としての読書をしたくなるものであり、この時期に書を読んだのは、正直、逃避行動である。であるから、かなり雑な読み方をしており、したがって、雑な書評になることを事前に言い訳しておきたい。ちなみに、著者の坂井さんについては、このブログで以前に、メカニズムデザインってだいじだと思う。 - hiroyukikojimaの日記などで紹介している。 社会的選択理論への招待 : 投票と多数決の科学 作者: 坂井豊貴出版社/メーカー: 日評論社発売日: 2013/11/22メディア: 単行この商品を含むブログ (7件) を見るお世辞抜きに言って、書は、妬ましくなるほどに、み

    理系の高校生に読んでほしい社会的選択理論 - hiroyukikojima’s blog
    a1ot
    a1ot 2014/09/04
    「国家は刑事司法という暴力を発動するための合法的装置を定義的に備えているから、服従を義務に擬態させることはできるが、それは正義や倫理により根拠を与えられる本質的な意味での義務とは異なる
  • 1