沖縄県内では、これまで4つの保育園での集団発生を認めています。それぞれの施設を訪問させていただき、詳細をお聞きすることができました。了承をいただいたうえで、施設名が特定されないよう配慮しながら、その経験を共有させていただきます。 ◆沖縄県における保育園での集団感染4施設で確認された陽性者を集計すると、職員(実習生を含む)が37人、園児が17人でした。これら職員のうち29人(78%)が発症し、園児のうち9人(53%)が発症しました。いずれも軽症のまま回復されています。重症者はいませんでした。 これら集団発生のすべてが、職員の発症により気づかれています。ただし、それが最初のケースと言えるかは不明です。なぜなら、幼児は感染しても極めて軽症または無症候であり、気づかれていない可能性があるからです。 詳細に追跡したわけではありませんが、職員から園児への感染リスクは高いものの、園児から職員へ、あるいは
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