久々に相場が荒れた1週間で、J-REIT指数は、1759→1645と6.5%も下げました。 先週後半から、7日続落となります。 先週末のギリシャ国民投票が、緊縮策に「NO」。 加えて急落する中国株の影響が、ついに日本にも上陸。 上海総合指数の下げ止まりとギリシャ情勢好転の観測から、欧米市場は週後半に立ち直りの兆しがありましたが、東京マーケットは金曜日も日経平均がマイナスでした。(TOPIXは若干プラス) なお、日本の長期金利は、週間で0.48%→0.43%と低下。 この支援材料もリスクオフ心理に打ち負かされ、J-REIT指数は黒田追加緩和があった昨年秋水準まで戻った格好です。 現実問題として、平均利回りが3.6%まで上がったJ-REITが、格別魅力的になったとは思えません。 ドイツ国債のバブル崩壊で、年初のような超低金利も望めません。 とはいえ、昨年秋に0.5%だった長期金利が今は0.43