11月のアメリカ大統領選挙を控え、民主党のジョー・バイデン大統領と共和党のドナルド・トランプ元大統領のテレビ討論が行われた。 1時間半ほどにわたる長い討論だったのだが、この討論が終わった後、アメリカのSNSなどではちょっとした騒ぎになっている。 大統領選挙の討論会 普通、大統領選挙の討論会ではそれぞれの候補の政策や、どちらが議論で優位に立ったかが話題になるのだが、今回メディアがざわめいているのはバイデン氏の様子についてである。 はっきり言えば、バイデン氏は上手く喋れていなかった。そもそも声が老人特有のかすれ方をしていて聞き取りづらい上に(以前はそれほどではなかったと思うのだが)、意味を取りにくいことを何度も繰り返す場面が目立った。 両候補の政策については11月の大統領選挙に向けて逐次取り上げてゆくが、今回の記事ではバイデン氏の様子について伝えたい。本来味方であるはずの民主党の人々でさえざわ