デイリー新潮に興味深い記事が載っている。「支持率が最低水準の岸田総理に元側近が苦言「信念がないから“語る力”がない」「奥野の座敷には入れてくれない」」というものだ。奥野の座敷とは地名か何かなのかと思ったのだが、おそらく「奥の座敷」の打ち間違いだろう。最新版ではタイトルが修正されている。 この記事には「新しい資本主義」を語る上で重要な証言を含まれている。実はこの言葉には実体がないそうだ。中身がないから派閥内でも理解できる人がいないと宏池会に所属していた三ツ矢憲生元衆議院議員は語る。 三ツ矢氏の発信を見ると、宏池会の中で岸田氏の「次」をめぐって動きが出始めたことがわかる。このままでは宏池会の政策には中身がないという印象がつきかねない。また、他派閥の声を「聞きすぎる」岸田総理に対して派閥内の反発はかなり強まっているといえそうだ。 だが最も苛立っているのは国民だろう。国民は「ささやかでもいいから生
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