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ブックマーク / gce.hidezumi.com (39)

  • 「外務省公電が中国に盗まれている」とアメリカに指摘されるが岸田政権は国民に説明する気なし - The Key Questions

    読売新聞が「外務省の公電が中国に盗まれたかもしれない」と指摘している。サイバー対策強化のための関係者のアドバルーンなのではないかと感じた。しかし林芳正官房長官は「秘密情報漏洩は確認されていない」として国民への説明を拒否した。「あれ、どちらの『政府』が正しいのだろう」と感じる。 過去に防衛省でも情報流出騒ぎがあったがこの時は松野官房長官が「情報漏洩は確認されていない」と説明を拒否している。政権が説明しない以上は日政府の対応がアメリカの期待に応えるものになっているのか国民からは検証のしようがない。状況は防衛省の情報流出騒ぎの時から全く進展していないようだ。 政治とカネの問題をめぐっても岸田内閣の「説明をしたくない」という姿勢は一貫している。以前は政治活動の自由が理由だったが今度はプライバシーの問題まで持ち出して説明を拒否している。 政府が説明を拒否しても内部で問題を処理してくれるのであればそ

    「外務省公電が中国に盗まれている」とアメリカに指摘されるが岸田政権は国民に説明する気なし - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/02/06
    “調べると問題を認識したことになってしまうから官邸・党本部には報告を入れるなという姿勢もきわめて危険。「問題を相談するな」と言っている。政府や党のさまざまな部署で人々が現場で勝手な処理を始めてしまう”
  • いよいよ始まったアメリカの報復 従来の「世界大戦」とは異なるいびつな衝突の構造 - The Key Questions

    いよいよアメリカが親イラン勢力に報復を始め、SNSのXでは一時「第三次世界大戦」がトレンドワード入りしていた。「いよいよ第三次世界大戦が始まったのか?」などという懸念が広がっていることがわかる。 しかしスマホを離れて外に出かけると戦争の気配はない。中には「何だトレンドワード詐欺か」などと書いている人もいた。確かに何かが始まっているのだが、今までにない形の戦争でありその実態は極めてわかりにくい。 一体何が起きているのかを一言で言うと「文明と文明の間の衝突」なのかもしれない。サミュエル・ハンチントンの「文明の衝突(1996年)」の世界に突入したと言える。 そうなると当然「日もいずれこの衝突に巻き込まれるのか?」も気になる。 ヨルダンにあるアメリカの基地に対して何者かが無人ドローン攻撃を行った。アメリカにとって戦争の犠牲者は単なる統計上の数字だがアメリカ人の死だけは別物だ。アメリカの大統領は「

    いよいよ始まったアメリカの報復 従来の「世界大戦」とは異なるいびつな衝突の構造 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/02/04
    “国連という一つの枠組みはもはや事実上存在せず近代国家ができる以前の帝国同士の争いが絶えなかった時代に逆戻りしている。”
  • そもそもなぜ日本人は少額の政治資金スキャンダルでいつまでも大騒ぎしているのか 極めて効率の悪い議論をアメリカ合衆国と比較する - The Key Questions

    そもそもなぜ日人は少額の政治資金スキャンダルでいつまでも大騒ぎしているのか 極めて効率の悪い議論をアメリカ合衆国と比較する 連日、日政治とカネの問題を書いている。海外在住とみられる人から「なぜこんな程度の話で大騒ぎしているのかよくわからない」と指摘された。そこでアメリカと日政治と金の問題について比較して見ようと思った。 アメリカにも個人献金があるのだが共通プラットフォームができており管理がしやすくなっている。ルールが明確なために「これは合法なのだろうか?」などと迷うこともない。このような仕組みさえ作ってしまえば今議論になっている問題はあらかた解決してしまうのだが、なぜか日人はいつまでも「誰がいくらもらった」とか「これは脱税なのではないか」という細かな議論で大騒ぎをしている。 もちろん、こうした大騒ぎが政治家の行動抑制になっていることも確かなのだが、あまりにも徒労の多い「コスパ」

    そもそもなぜ日本人は少額の政治資金スキャンダルでいつまでも大騒ぎしているのか 極めて効率の悪い議論をアメリカ合衆国と比較する - The Key Questions
  • 岸田総理はなぜ政策活動費の説明を拒否するのか 次の総理大臣を国民に選ばせたくない人たち - The Key Questions

    衆議院で代表質問が行われた。野党から政策活動費の用途の説明を求められたが、岸田総理はこれを拒否した。岸田総理によれば、用途は党勢拡大と政策立案であり「適切に使われている」という。だがこれはおかしな理屈だ。 自民党と野党が均衡していれば党勢拡大は起こり得る。しかし現在は自民党一強のため党勢拡大をしようとすると無党派を自民党支持にするしかない。これもできないとなると他派閥から人と利権を奪ってくるしかない状況だ。 政策コンペも行われていないので結果的にはお金で自分に対する支持をまとめておきたいのだということがわかる。結果的に有権者(制度によって国民なのか党員なのかが分かれるが)が代表を選択する権利が奪われている。 岸田総理は国民に総理大臣を選んでほしくないのだろう。一方で国民も「自民党の中で応援したい人はいるけど、岸田さんや茂木さんや麻生さんではないんだよなあ」と感じているのではないかと思う。

    岸田総理はなぜ政策活動費の説明を拒否するのか 次の総理大臣を国民に選ばせたくない人たち - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/02/01
    “派閥から集金力を奪えば相対的に政策活動費を分配できる政党幹部が有利になる。自分の求心力を高めるための工作費用として使えるからだ。岸田総理の基本戦略であり政策活動費は手放したくないところだろう”
  • 岸田総理流の「幕引き構想」が明らかに 派閥はもう用済み 選ばれた人間のために周りが犠牲になるのも当然 - The Key Questions

    検察の処分が決まった。岸田派からも元会計責任者が立件されることになったが岸田総理は「きっと彼がなにか間違えたのであろう、俺は知らないが」と立件にさほど興味を持たなかったようだ。また次の総裁候補の梯子(はしご)となる派閥も焼き払う決断をしたようだ。次の統治機構についての構想はなさそうなので、国民と自民党議員の支持がなくてもやって行けると判断したのだろう。 この先、自民党と岸田総理に何が起ころうと自己責任ということになる。期待されたような逮捕者が出ずに「なんだがっかりだ」と感じた人たちも多いのではないかと思う。つまりこの話題にもさほど注目が集まらなくなるかもしれない。だが、当に面白いのはおそらくここから先である。大抵の場合「時計がひとりでに作られること」はない。つまり壊れてしまった統治機構がひとりでに元に戻ることはない。 岸田派の立件のニュースは朝刊に合わせた朝日新聞発信が最初だったようだ。

    岸田総理流の「幕引き構想」が明らかに 派閥はもう用済み 選ばれた人間のために周りが犠牲になるのも当然 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/19
    “「国家予算と党費さえ掌握できれば国民の助けなんかいらない」として次の統治機構についてなんら示さずに権力維持に舵を切ったといえる。いわば岸田総理が党内クーデターを仕掛けたといえる”
  • 検察の立件見送りで裏金をなかったことにしたい岸田総理 国民との対話はもはや成立せず - The Key Questions

    安倍派幹部に対する立件が見送られ、議員三人(うち一人は逮捕済み)と二派閥の会計責任者のみが立件されることになりそうだ。意外だと感じる人もやっぱりと感じる人もいるかもしれない。 これまでの検察発信の情報から立件見送り自体は既定路線と言って良いのだろうが、折悪く政治刷新会議のメンバーとして参加している安倍派のメンバーに裏金疑惑が見つかった。岸田総理はメンバーを変えないと言っている。理由は「疑惑に過ぎず排除する理由がない」からだそうだ。 国民との間に会話のキャッチボールが成立しておらず、政権としてはもうもたないだろうと感じる。 安倍派幹部立件見送りの一報をきっかけにSNSのXでは「検察は死んだ」などという投稿が溢れておりまるでお通夜のような状態になっていた。有利な状況を作るために朝日新聞などとタッグを組んで情報を流していた検察が期待値(ハードル)を上げてしまったようだ。年明けになり「議員の立件に

    検察の立件見送りで裏金をなかったことにしたい岸田総理 国民との対話はもはや成立せず - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/14
    “理屈よりも「あれ、なんだか岸田さんとの間に対話が成立していないな」という違和感の方が大きいかもしれない。「岸田さんはもしかして状況を理解してくれていないんじゃないか」といううっすらとした気持ち悪さ”
  • なぜいまだに能登地方訪問なし? 馳浩知事の冷淡さについて考える - The Key Questions

    馳浩石川県知事がいまだに現地を訪問していないようだという話がある。「嘘なのではないか」と思うのだがスポーツ紙の報道などを否定する人もいない。さらに現地を視察していないにもかかわらず「ここはもうダメだから出ていってくれ」と一方的な説得を試みているという。気持ちが折れかけている人も多い中での地域に対する死刑宣告と言え。どうしてこの知事はここまで残酷になれるのかと感じる。 背景にあるのは政治とパフォーマンスの関係だ。部外者が増えて見た目重視の政治が行われるようになると議論が雑駁なものになる。我々が今見ているのはパフォーマンス型政治の弊害だろう。 このエントリーでは馳浩知事の冷淡さについて考えてゆきたい。パフォーマンス政治の弊害があるがおそらくご人は自分の残酷さには気がついていないのではないかと思う。ざっくりと定式化すると次のようになる。 SNSによる「外野」の議論が増えており議論が両極端に偏り

    なぜいまだに能登地方訪問なし? 馳浩知事の冷淡さについて考える - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/13
    “陛下が訪問の意向をお持ちでありそのためには岸田総理も被災地にいかなければならない。そこで馳浩知事はようやく「ああ自分もいかなければダメなんだろうなあ」と考えたようだ”
  • 2024年度の一般予備費が倍増 災害を利用して「合法的な裏金」を作りたがる日本政府 - The Key Questions

    政府が2024年度の一般予備費を倍増させることがわかったと共同通信が伝えている。予備費は内閣が国会の承認を得ずに使える予算で緊急事態などに利用されている。ただし2023年度は5000億円のうち4666億円が使い残されている。建前上は使途は追えないことになっているのだが、管理のための裏帳簿を作っている官庁もあり会計監査院が問題視していた。会計監査院はさすがに裏金・裏帳簿とは言えないため「個人的なメモ」として管理簿をつけていると説明している。 震災後「復興増税を言い出すのでは」と懸念する声があったが、SNSの懸念は意外と当たることがあるものだと感じる。 政府は「能登地震への復興を進めるため」として一般予備費を倍増させることを決めた。総額は1兆円になる。被災者支援というとなんとなく反対するのが後ろめたく感じられる。 24年度予備費1兆円に倍増 まず23年度分から47億円(共同通信) しかし内容に

    2024年度の一般予備費が倍増 災害を利用して「合法的な裏金」を作りたがる日本政府 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/10
    “能登は10年以上かけて地震の復興をやってきた成果がすべて破壊されてしまったことで「もう復興は諦めてもいい」という人たちがいる。高齢化が進み「復興の前に自分達がいなくなってしまう」という気持ちがある”
  • 「政治刷新本部」が作り出す新しい混乱 日本の政治は岸田政権の泥舟から勝ち組なき泥沼に突入 - The Key Questions

    岸田総理が「政治刷新部」を立ち上げて自民党の党内改革に乗り出した。一般には菅義偉、麻生太郎両氏が顧問で木原誠二幹事長代理が事務総長を務めることで「期待が持てない」とされているようだ。個人的には面白くなったと感じた。政治改革は全く進まないことがあらかじめ予想されている上にさらに混乱するだろうからだ。岸田政権が泥舟だとすると泥舟から泥沼へということになる。 選挙はリセットボタンになっている。選挙がないことで勝ち組が生まれない。こうなると何も決められなくなる一方で内部闘争ばかりが激しくなる。あとは国民がどれくらいこの惨状に耐えられるかが試されることになる。泥にまみれて政治家同士が争うという意味では「泥レス」と言ってもいいかもしれない。 別のエントリーでイスラエルの戦時内閣について書いた。比例代表制のイスラエルは政党が乱立してる。有力な政治家が個人政党を立ち上げ他の政党と一時的な連立体制を作るの

    「政治刷新本部」が作り出す新しい混乱 日本の政治は岸田政権の泥舟から勝ち組なき泥沼に突入 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/06
    “人望がない長老・領袖はポストとカネで縛っておくしかない。派閥が解体されても「お金を使って地方議員を繋ぎ止めたい」という動機が残る。派閥はなくせるかもしれないが政治と金の問題はより悪化する可能性が高い
  • 能登半島地震と羽田事故 なぜ日本人の災害対応は世界から称賛されるのか - The Key Questions

    2024年開始早々に地震と航空機事故に見舞われた日だがBBCやCNNなど世界のメディアがこぞって日人の危機対応を称賛している。過去から謙虚に学び、危機意識を素早く共有し協力して対処する姿がとても新鮮に映るようだ。 このエントリーではなぜ日人の姿勢や行動が称賛されるのかについて見てゆきたい。これについて分析すると、なぜ岸田総理など政治家が評価されないのかや日人がなぜ強みを実感できなくなっているのかもわかる。 海外メディアに日人と日が評価される理由はいくつかある。 第一の要素は過去から謙虚に学ぶ姿勢である。この2つの記事では過去の経験を共有しそれを組織的に語り継いで行っている姿が称賛されている。「決して忘れない」ことは重要だがそれだけでは不十分だ。徹底的に話し合いを行い対策を協議する。 「血で書かれた」安全基準 全乗客の命を救ったJALの徹底意識、契機は40年前の惨事(CNN) 日

    能登半島地震と羽田事故 なぜ日本人の災害対応は世界から称賛されるのか - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/05
    “一貫して「私の認識」が先に来ており状況や被災者に対する共感が希薄である。岸田文雄さんは被災者の状況に寄り添っているとは言い難い。おそらくこれが岸田総理の支持率が伸び悩む理由だろう”
  • 実はとても「運が良かった」のかもしれない 志賀原発は敷地内の断層評価で運転休止中だった - The Key Questions

    石川県能登地方から佐渡にかけて存在する長い海底断層に起因すると見られる群発地震が起き、令和6年能登地震と命名された。東日大震災の経験からテレビは強い口調で逃げるようにと呼びかけていた。元日ののんびりムードが一転し怖い思いをした人もいるかもしれない。だがNHKのアナウンサーのトーンは原発情報では一転して抑制的になっていた。潜在的に原発問題を刺激することを恐れたのだろう。この時には全く考えもしなかったのだが実は志賀原発は休止中だった。敷地内にある断層の性質が議論になっていたためだ。 NHKのトーンは人々の間にかなりの動揺をもたらした。人工地震ネタが飛び交い、復興増税を気にする人もいた。普段から「負担増」に強い警戒心を持っている人がいかに多いかということもよくわかる。 初めにお断りしておく。「運が良かった」というのはかなり不謹慎な見解だ。マグニチュード7.6で最大震度7なので犠牲者なしというわ

    実はとても「運が良かった」のかもしれない 志賀原発は敷地内の断層評価で運転休止中だった - The Key Questions
  • スキャンダルで却ってやる気になった松本人志氏 放送局が作るモラルハザード - The Key Questions

    文春のスキャンダルが出たことで松人志氏が却ってやる気になったようだ。「いつ辞めても良いとおもっていたんやけど…… やる気が出てきたなあ」とXでコメントした。 吉興業は放送局と資関係にある。このため「守ってもらっている」という意識があるのだろう。さらにファンも彼の気持ちを高揚させる。Xの投稿には応援コメントが多数寄せられている。 これを見た若手たちが「これくらいのことはやっても良いんだ」と考えても不思議ではない。テレビ局は両論併記で乗り切ることでモラルハザードを引き起こしたことになる。 松人志氏に性的虐待の報道が出ている。文春側は「報道に自信がある」としているが吉興業側は全面的に争うと言っている。ジャニーズの前例を踏まえてテレビ局は「全く伝えない」という選択肢は取らず両論併記で乗り切りたい考えである。つまり一応触れましたよという実績を作った。 松さんのつぶやきに対するコメントを見

    スキャンダルで却ってやる気になった松本人志氏 放送局が作るモラルハザード - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2024/01/03
    “テレビはこれを積極的に伝えずネット世論も伊藤詩織さんの方に攻撃を加えた。ジャニーズ問題は男性の男性に対する性加害なのでこうした男性のスクラムがなかった”
  • ビジョンなき岸田政権のもとで米軍の下請け化が進む - The Key Questions

    大阪・関西万博で月の石を展示する計画が持ち上がっているそうだ。国家ビジョンを持てないため新しい番組が作れない国はついに「再放送」で枠を埋めることにしたようだ。 そんな再放送国家日の船長である岸田総理が向かう先はどうやら米軍の下請け国家のようである。新しいビジョンが作れなくても支援者をべさせてゆかなければならないのだから、せめて戦争の手伝いをして工賃をいただきましょうということになった。能力のない総理大臣を選んだ有権者にも責任の一端はある。 来なら野党が大激怒しかねないテーマなのだが、今回はおそらくあまり大きな反応はないだろう。彼らもむしろ「左派」とラベリングされることを嫌っている。左右共に暮らしむきを良くする新しいビジョンを提示できなくなっているということがわかる。 アメリカが消費したパトリオットミサイルを日が補充するという方針が決まった。支持母体を増やしたい岸田総理としては軍需産

    ビジョンなき岸田政権のもとで米軍の下請け化が進む - The Key Questions
  • 岸田文雄総理と林芳正官房長官の本当の関係はどうなのか 複雑な宏池会の歴史に翻弄される二人の関係 - The Key Questions

    安倍総理が林芳正氏を官房長官に指名した。色々な人に断られたことから岸田総理はかなり追い込まれてるのではないかという人もいれば、身内で固めるためにわざわざ断られそうな人に声をかけたのではないかなどする人もいる。とにかく様々な憶測が飛び交っている。 林氏を内閣に入れる引き換えに麻生氏と森山氏にかなり配慮を見せたともいわれているそうだ。これまで安倍派の既得権だった総務大臣は麻生氏に近い幹部の松氏が「継承」した。農林水産大臣の坂氏は森山総務会長の側近だそうだ。経済産業大臣の齋藤健氏だけが無党派だがこの人は石破さんのグループにいた人なのだという。安倍政権で石破茂を応援するなら辞表を書けと脅された経験があるそうだ。 この二人の関係を見ていると「派閥」というものにもがき苦しみ心理的に抜け出せなくなっている岸田文雄さんという人がよくわかる。おそらくご人たちにも自分達の関係がどんなものなのかはよくわか

    岸田文雄総理と林芳正官房長官の本当の関係はどうなのか 複雑な宏池会の歴史に翻弄される二人の関係 - The Key Questions
  • 田崎史郎氏 検察と「この辺でね」という手打ちがないのが岸田政権の問題と指摘 - The Key Questions

    田崎史郎氏が岸田政権の問題について興味深い指摘をしている。検察との間で「手打ちをやらないのが問題だ」と言っている。極めて問題が大きい発言だが、最も深刻なのは田崎氏がこれを問題だとは感じておらず、おそらく国民も「ああそういうものだろうなあ」と感じているところにあるのだろう。「黒を白と言いくるめて」いるうちに日の社会全体から倫理観が失われていったということがわかる。 ただ、あらためて「倫理がないことの何が問題なのか」と開き直られると反論は難しい。 Yahoo!ニュースに興味深い記事を見つけた。政治ではなくエンターティンメントのセクションに入っている。「田崎史郎氏 自民党政治資金問題は「筋書きのないドラマ」 岸田政権の情報収集能力の低さ指摘」というスポニチの記事である。TBSの情報バラエティ番組での発言のようだ。 田崎氏の解説はいかにも政治記者らしいと感じる。「ドラマである」としてエンターテ

    田崎史郎氏 検察と「この辺でね」という手打ちがないのが岸田政権の問題と指摘 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2023/12/17
    “最も深刻なのは田崎氏がこれを問題だとは感じておらず、おそらく国民も「ああそういうものだろうなあ」と感じているところにある。「黒を白と言いくるめて」いるうちに日本の社会全体から倫理観が失われていった”
  • 鈴木前総務大臣が「キックバックは政治文化」と主張 - The Key Questions

    更迭されたばかりの鈴木淳司前総務大臣が「還流(キックバック)」は政治文化のようなものだったと説明した。政務活動費であり裏金ではなかったとの主張だ。「文化だから継承し保護されるべき」とでも言いたかったのだろうか。 政治家には報告する義務がないお金を手に入れることができる法律を超えた存在だと主張したことになる。こんな認識の人がついこの前まで総務大臣として地方自治体運営や放送行政などに絶大な権限を持っていた。恐ろしい限りだ。 なぜこんな人が総務大臣になれたのだろうという気がするが、岸田総理の政治的生い立ちを見るとその謎が解けてくる。ドタバタで宏池会流の領袖に就任したという大きな幸運がその後の岸田総理の運命を徐々に狂わせてゆく。ラッキーで手に入れたものは簡単に崩れ去る。このためどうしても派閥均衡で頭がいっぱいになってしまうのだ。 今後検察が情報を小出しにするにつれ「除名嘆願」のための「説明」が政

    鈴木前総務大臣が「キックバックは政治文化」と主張 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2023/12/16
    “古賀誠は谷垣氏への支援を断り林芳正氏を後継総裁にと指名。谷垣氏は宏池会から離脱。古賀氏は責任をとって宏池会の会長を退いた。当事者となった林芳正氏は派閥会長にもなれなくなりその後を継いだのが岸田文雄”
  • お昼休みの官僚を使って金儲けか 西村経済産業大臣に新しい疑惑 - The Key Questions

    あくまでも文春の主張なので単なる「疑惑」だ。だが、想像の斜め上の複雑なスキームに興味をそそられた。安倍派幹部の一人である西村経済産業大臣に新しい疑惑が浮上している。「《安倍派幹部に新疑惑》西村康稔経産相が捜査中に「架空パーティ」を開催していた!《儲けは1回数百万、経産官僚をサクラに…》」というタイトルがついている。部下の昼休みを利用してお金儲けをしていたという疑惑である。よくこんな手法を考えつくなと思う。ある意味ビジネスの天才と言える。岸田政権の「適材適所」もまんざら嘘ではないのかもしれないが、法律的にはかなりグレーな副業といってよい。 かなり複雑なスキームなので一度読んだだけでは意味がわからなかった。政治資金パーティーを開くために講師を呼ぶ。パーティー券はたくさん売れているがお客さんはいない。それではまずいということで経済産業省の官僚を動員してサクラにしていたという。ただ政治資金集めに利

    お昼休みの官僚を使って金儲けか 西村経済産業大臣に新しい疑惑 - The Key Questions
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    a1ot 2023/12/14
    “非世襲議員なので選挙基盤の維持に腐心していたのかもしれないし単に個人的に贅沢がしたかっただけなのかもしれない。いずれにせよこういう人が考える経済対策が真っ当なものであると信じるのは非常に難しい”
  • なぜ政治資金規正法の問題は「岸田総理による安倍派いじめ」に堕ちてしまったのか その表面と裏面 - The Key Questions

    政治資金規正法の問題がマスコミの紙面を賑わせ続けている。だが、リクルート事件を知らない世代を中心に「一体何が問題になっているのかよくわからない」と言う声を聞く。ここでは表面と裏面に分けて理解を深めたい。表面の意見は「公の問題を扱う政治家は清廉潔白でなければならない」というものだ。これはこれできっちり押さえておきたい。だが裏面では「実はこれは単なる党派争いなのだ」というような噂が(根拠の薄いものまで含めて)飛び交っている。 まず社会人として「表面」を理解するのは重要だ。政治家はお金に清廉でなければならず規則を作る人がまず率先して規範を示さなければならない。だからこそ政治資金規正法はきっちりと守られる必要がある。特に昭和世代はリクルート事件をきっかけにして政治家のお金の問題に対して疑念を持っておりこの話題には敏感だ。法律を作る政治家が規則を守らないのは良くないので厳しく罰せられるべきだ。むしろ

    なぜ政治資金規正法の問題は「岸田総理による安倍派いじめ」に堕ちてしまったのか その表面と裏面 - The Key Questions
    a1ot
    a1ot 2023/12/13
    “不記載のお金が何に使われているのか。既に官房機密費が選挙対策に使われたことは官房長官経験者の証言で明らかになっており、河井克行元法務大臣の事件が示すように、出どころがわからないお金が買収に使われた”
  • 松野博一官房長官に更迭報道 昇り詰めた「陣笠雑兵」を斬って世襲が必死の生き残りを図る - The Key Questions

    松野官房長官が更迭されるらしいと早朝に読売新聞が伝え各社が追随した。どうも更迭自体は間違いがなさそうなのだが後任の話が出てこない。これまで派閥均衡で人事を行っていたため今更脱派閥などと言っても何をどう調整していいかわからないのかもしれない。 松野氏について調べると「世襲の特権階級対陣笠雑兵」という自民党独特の身分制社会が見えてくる。戦国時代を想像するとわかりやすい。自民党を支配するのは「世襲」の人たちだ。先祖の役職で家の格が決まる。だが、彼らは潜在的なリーダー候補であってお互いにライバルである。そのため周囲には君主になる資格のない非世襲的な人たちが配置される。 松野官房長官は実は「自民党初の公募による議員」なのである。戦国武将はこうした「陣笠」たちをべさせてゆく必要がある。おそらくそこで生み出されたのが派閥の分配構造としてのパーティーなのではないかと思う。 松野博一官房長官の退任のニュー

    松野博一官房長官に更迭報道 昇り詰めた「陣笠雑兵」を斬って世襲が必死の生き残りを図る - The Key Questions
  • 「新しい資本主義」には最初から中身なんかなかった 岸田総理の相談役が舞台裏をネタばらし

    デイリー新潮に興味深い記事が載っている。「支持率が最低水準の岸田総理に元側近が苦言「信念がないから“語る力”がない」「奥野の座敷には入れてくれない」」というものだ。奥野の座敷とは地名か何かなのかと思ったのだが、おそらく「奥の座敷」の打ち間違いだろう。最新版ではタイトルが修正されている。 この記事には「新しい資主義」を語る上で重要な証言を含まれている。実はこの言葉には実体がないそうだ。中身がないから派閥内でも理解できる人がいないと宏池会に所属していた三ツ矢憲生元衆議院議員は語る。 三ツ矢氏の発信を見ると、宏池会の中で岸田氏の「次」をめぐって動きが出始めたことがわかる。このままでは宏池会の政策には中身がないという印象がつきかねない。また、他派閥の声を「聞きすぎる」岸田総理に対して派閥内の反発はかなり強まっているといえそうだ。 だが最も苛立っているのは国民だろう。国民は「ささやかでもいいから生

    「新しい資本主義」には最初から中身なんかなかった 岸田総理の相談役が舞台裏をネタばらし