政府は19日、経済財政諮問会議を開き、内閣府の2024年度年央試算を示すとともに、25年度予算の全体像に向けて議論した。24年度の国内総生産(GDP)成長率は実質で前年度比0・9%... マイクリップ登録する
LNG(液化天然ガス)の生産・輸出基地は米国テキサス州のフリーポート市に建設する(図1)。メキシコ湾に面した広大な敷地に、年間の生産量が440万トンの液化設備を建設する計画で、中部電力と大阪ガスは全量を確保できる見込みだ。2014年の夏に着工して、4年後の2018年に日本向けの出荷を開始する(図2)。 日本のLNG輸入量は2011年度で8318万トンにのぼり、さらに増加を続けている。最大の輸入元は東京電力で29%(2409万トン)を占め、次いで中部電力の16%(1312万トン)、東京ガスの14%(1148万トン)、大阪ガスの9.5%(788万トン)の順に多い。調達価格の安い米国のシェールガスをLNGに加工して輸入できれば、国内で販売する電力とガスの料金低下につながる。 中部電力と大阪ガスは4年間の建設期間中に、それぞれ約6億米ドル(約600億円)を出資する予定だ。これにより液化事業の会社に
地元を離れ東京で争う関電×大ガス×中部電 巨大電力市場に食い込めるか? 産経新聞 10月6日(日)21時11分配信 関西電力が子会社を通じて来春、首都圏で売電事業を始める。原発の長期停止による収益悪化と関西の電力需要が減っていくという予測にさいなまれ、大市場に活路を求めた。東京電力だけでなく、首都圏進出済みの中部電力、そして関電の積年のライバル、大阪ガスが他社と組んで設立した新電力「エネット」と競うことになる。電力業界では商売にシビアとされる関電だが勝ち目はあるのか。 ◇厳しい交渉相手 全国各地に水力発電所や火力発電所を持ち、電力会社に電気を卸売りする電源開発(Jパワー)のある社員は、本社のある東京から大阪に向かう新幹線に乗ると気が重くなったという。 「関電さんとの価格交渉は、ほかの電力会社と比べると厳しい。胃が痛くなりましたよ」 電力会社は地域独占で殿様商売ができるため総じて鷹揚
inside 産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。 バックナンバー一覧 「青天のへきれき。ここまで早く決まってくれるとは」と、関係者は一様に驚きを隠さなかった。 5月17日に、米国エネルギー省が発表したシェールガスを含む米国産天然ガスの輸出解禁。前日に、新たなエネルギー省長官が上院で承認されたばかりだっただけに、政府内でも「予想以上の早さ」(経済産業省幹部)との声が漏れる驚きの展開だった。 第1号として輸出許可を得たのは、従前の予想通り、中部電力と大阪ガスが参画するフリーポート社(テキサス州ヒューストン)のLNG(液化天然ガス)事業。2017年から年間440万トン分のLNG加工を行い、大半を日本へと輸送する方針だ。 繰り返し指摘されているが、米国産の天然ガスは現状、従来日本が輸入してきた原油価格連動のガス
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