ソフトバンクモバイルの孫正義社長は5月7日、恒例だった夏モデル端末の発表会開催を見送る方針を明らかにした。「発表会の役割は終えたのではないか」として、今後も大規模な端末発表会は行わない方針だ。 孫社長はソフトバンクの決算発表会で、「これまでは発表会を年に2回か3回開いていた。数十機種を発表していたころは必要性があったが、現在ではiPhoneと数機種のスマートフォン、その数機種もみなAndroidという状況。それを発表会という形でやる意味がどれだけあるのだろうか」として、「iPhoneはAppleが発表会をやっているし、われわれは発表会は役割が変わったのかな、終わったのかなと思っている」と述べた。 今後は新機種を一斉に披露する発表会は「今後数年か、10年か、状況が変わるまで」見合わせるという。 NTTドコモは夏モデル発表会を5月14日に、KDDI(au)は5月8日に開く予定。 関連記事 新料
北海道の中で特にメガソーラーの建設計画が集中する地域がある。札幌から南へ50キロメートルほど離れた苫小牧(とまこまい)の周辺だ。太平洋岸にあって日射量が豊富なうえに、工業地帯が広がっていて電力需要は大きい。メガソーラーの立地条件で重要な送配電網も問題なく整備されている。 苫小牧市に隣接して、人口9000人弱の安平町(あびらちょう)がある(図1)。この町の一角を占める166万平方メートルの広大な土地に、日本で最大のメガソーラーを建設する計画が進んでいる。ソフトバンクグループのSBエナジーと三井物産が共同で開発する「ソフトバンク苫東安平(とまとうあびら)ソーラーパーク」だ。 東西に約1キロ、南北に約2キロメートルの敷地を生かして、発電能力は111MW(メガワット)に達する(図2)。2015年末までに運転を開始する予定で、年間の発電量は1億kWhを超える見込みだ。一般家庭で3万世帯分の電力使用量
企業大研究カリスマ経営者が消えたらあの会社はどうなってしまうのか?ひとりの天才に支えられた組織はこんなにモロい セブン&アイ・鈴木敏文 ソフトバンク・孫正義 ユニクロ・柳井正 スズキ・鈴木修 中内㓛のダイエー、井植敏の三洋電機、伊藤淳二のカネボウ……。経営者の名が形容詞につく企業の「その後」はだいたい暗い。経営者の最後の仕事は後釜選び。間違えた会社はあっけなく死に至る。 集団指導体制はダメ ヒーロー映画の結末は決まって、颯爽と去って行く主人公の後ろ姿だ。思いもよらない必殺技を繰り出して、バッタバッタと敵をなぎ倒す。そして平和と繁栄の到来に沸く群衆の中に、ヒーローはもういない。 企業に繁栄をもたらし、強烈なリーダーシップで成長を牽引する経営者も同じように英雄扱いを受け、社内外から喝采を浴びる。ただ映画と現実は大きく違って、経営者は去り際を間違える。会長職に居座って院政を敷いたり、人事権を掌握
Accounting, Tax and M&A会計、税務、M&A等の話題についての分析、雑感、というか趣味の備忘録です。もちろんインサイダーではありませんので、全て開示情報と報道に基づくもので、推測を含みます。暇なときに更新しますので、頻度は低いです。ご了承下さい。 今回はかなり古いネタですが、ヤフーのデータセンター事業買収に係る税務否認についてです。 (現在係争中ですし、あくまで報道等に基づくもので、かなりの想像を含みます) 本件は、組織再編の包括否認規定が適用されたといわれる案件で、しかも一連の再編に対し、「2つ」の局面において税務当局による否認が行われています。 繰欠540億円の引継が否認された、繰欠が否認された場合に売主が負担する旨の契約が締結されていた、暖簾の償却が否認された等、多くの記事やブログにも書かれていますが、2つの否認案件を纏めて整理しているものがないようなので、じゃあ
SBエナジーと三井物産が企画した出力111MWの太陽光発電所に対し、みずほ銀行と日本政策投資銀行、三井住友銀行、さらに9つの金融機関がプロジェクトファイナンスによるシンジケートローンを組成した。融資額はメガソーラーとしては巨額の約300億円である。 みずほ銀行と日本政策投資銀行、三井住友銀行は、SBエナジーと三井物産が折半出資して設立したメガソーラー事業者へ融資することを2014年3月に発表した。 融資を受ける事業者は、苫東安平(とまとうあびら)ソーラーパーク。2013年10月に着工し、2015年2月ごろをめどに、直流出力約111MWの大規模太陽光発電所の完成を目指している。 メガソーラーの総事業費と融資組成額はともに非公開。総事業費については「1MWが3億円という相場観からは外れていない金額だ」(SBエナジー)。「メガソーラーは出力1MW当たり約3億円という事業費を要する。今回の融資額も
ソフトバンクは2013年7月、米国の業務用燃料電池会社ブルームエナジー(カリフォルニア州サニーベール市)との合弁でブルームエナジージャパン(東京都港区)を設立。産業用燃料電池「ブルームエナジーサーバー」を輸入し、自家発電用や非常用の電源として官公庁や企業に売り込むことになった。 福岡で運転開始 そのソフトバンクは、自ら「ブルームエナジーサーバー」の国内第1号顧客となり、11月25日に運転を開始した。設置場所は、福岡市内にあるグループ企業のオフィスビル「エムタワー」。 設置した燃料電池は幅約9m、高さ約2m、厚さ約3mで、発電能力は200kW。ビル全体の電力需要の75%をまかなえる。電気代は1kWh当たり20円台という。ビルに電力を供給するとともに、運転状況を顧客に見せて販促に生かす。 日本市場急拡大の可能性 「ブルームエナジーサーバー」に対して、自治体や大学などから多くの引き合いが寄せられ
アメリカ第3位の携帯電話キャリアであるスプリントが、第4位のT-Mobile USを買収すると報じられている。 T-Mobile USは、アメリカ携帯電話キャリア4位のT-Mobile USAと同5位のMetroPCS Communicationsが2013年5月に合併して誕生した携帯電話キャリアで、契約者数は約4500万だ。 ソフトバンクはスプリントを買収したばかりだが、世界征服という野望を叶えるために、孫社長はアメリカ第3位のみならず第4位も買収してしまおうというわけだ。買収には2兆円近い金額が必要になりそうだが、「銀行もカネを貸してくれるし、売りに出ているなら買っておけ」というのが今の孫さんの考えなのではないだろうか。 実際、T-Mobile USに関しては、ソフトバンクがスプリントを買収できなかった際の「滑り止め」としての買収が検討されていたし、その前にはAT&TがT-Mobile
ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを行うSBエナジーは18日、8月23日に運転を開始した太陽光発電所「ソフトバンク矢板ソーラーパーク」第1基に続き、第2基の営業運転を12月26日に開始すると発表した。 「ソフトバンク矢板ソーラーパーク」第2基は、栃木県が所有する矢板市内の矢板南産業団地第1街区に位置しており、出力規模が約1,600kW(約1.6MW)、年間予想発電量は、一般家庭約456世帯の年間消費電力量に相当する約164万kWhを見込む。 隣接する第1基と合わせた出力規模は約4,600kW(約 4.6MW)、年間予想発電量は約468万kWhと、栃木県内で最大のメガソーラー発電所となる。 SBエナジーは今後もメガソーラーをはじめとする自然エネルギー発電所の建設と運営を推進するとしている。
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ソフトバンクの2000年代以降の躍進を支えたキーパーソンである笠井和彦取締役が10月21日、肺カルチノイドで死去した。享年76歳。 「おー。久し振りだね。がんばっているかね」--昨年11月、4~5年ぶりに取材をした笠井氏は、こう記者に笑いかけ、こちらの不躾な質問に対し、いつもどおり真摯に応えてくれたことを、昨日のことのように思い出した。結局、それが最後のインタビューになってしまった。 過去10年ほど、ソフトバンクの節目、節目の取材でお世話になった。取材を通じての付き合いだけだったが、笠井氏はソフトバンクにあって要(かなめ)ともいえるような人物だったと思う。普段は黒子のように控えているものの、ホークス買収、大型買収時の為替予約、自然エネルギー事業の落としどころを探る時など、重要な場面で存在感をみせた。笠井氏のおかげで、孫正義社長はいろいろと助けられたはずだ。 ディーリングのプロ 2000年6
ソフトバンクグループのSBエナジーは大阪府に建設するメガソーラー事業で三井物産、京セラグループと協力する。約66億円を投じて、25haの敷地に出力19.6MWの発電所を建設。2014年7月に全体の完成を予定する。 「ソフトバンク泉大津ソーラーパーク」は大阪府泉大津市に位置する大阪湾沿岸の廃棄物処分場「泉大津フェニックス」(203ha)のうち、既に埋め立てが完了した部分に設置する発電所だ。広大な土地を生かし、大阪府内で最大のメガソーラーとなる予定である。 面積25ha(25万m2)の借地に合計出力19.6MWの太陽電池モジュールを敷き詰める(図2、図3)。総事業費約66億円、大阪府へ支払う賃借料が年間8875万円という大型の事業だ。2012年にSBエナジーが一般競争入札で大阪府から事業を落札後、2013年4月に特別目的会社(SPC)である泉大津ソーラーパークにSBエナジーが事業を継承している
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