「申し訳ないと思う」だけで果たしてよいのか 謝罪する、ということを子どもに教えるのは難しい。 何か悪さをした子どもを叱りながら、「そういうときは『ごめんなさい』と言うんだよ」と教えることを繰り返す。すると子どもはやがて、「ごめんなさい」と言うことはできるようになる。けれども今度は、場を取り繕おうと「ごめんなさい、ごめんなさい……」と言い続けたり、「もう『ごめんなさい』と言ったよ!」と逆ギレをし始めたりする。 「違う違う! ただ『ごめんなさい』と言えばいいってもんじゃないんだよ」――そう言った後の説明が本当に難しい。謝罪というのは必ずしも、たんに「ごめんなさい」と言ったり頭を下げたりしただけでは終わらない。「すみません」ではすまないのだ。では、どうすれば謝ったことになるのだろうか。 声や態度に出すだけではなく、ちゃんと申し訳ないと思うことだろうか。しかし、「申し訳ないと思う」とはどういうこと
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