チェルノブイリ原発事故で被害を受けたロシア・スタリエボボビチ村に暮らす男性。(c)AFP/AFPTV/NAIRA DAVLASHYAN AUDREY LETENDART 【4月20日AFP】ロシアで年金暮らしをするアンナ・ベンデレンコ(Anna Venderenko)さん(70)は、自分の住む村では、人々が政府の援助が途絶える日を恐れながらチェルノブイリ(Chernobyl)原子力発電所事故の影響と日々闘っていると語る。 ベンデレンコさんが住むスタリエボボビチ(Starye Bobovichi)村は、隣国ウクライナにあるチェルノブイリ原発から北東に180キロ離れた場所にある。 1986年4月26日の夜、チェルノブイリ原発の4号炉で爆発が発生。大気中に放出された放射性物質は風に乗って運ばれ、ベンデレンコさんの村を含む広範囲の家や畑に降り注いだ。 村では住民らが生命を危険にさらす放射能と闘い続
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