日本からレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロル・ゴーン被告は、高額の保釈金をいとも簡単に放棄し、多くのメディアを集めて会見を開いたことで、自身の富裕ぶりと影響力の大きさを見せつけたかもしれない。写真は8日にレバノン・ベイルートで開催された会見(2020年 ロイター/Mohamed Azakir) 日本からレバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロル・ゴーン被告は、高額の保釈金をいとも簡単に放棄し、多くのメディアを集めて会見を開いたことで、自身の富裕ぶりと影響力の大きさを見せつけたかもしれない。 ただ、レバノンは深刻な金融危機に陥っているため、同氏は1週間当たり数百ドル前後(=月額14万円相当)しか現金を手に入れられない可能性がある。 レバノンの金融経済状況は過去数十年で最悪で、外貨不足に伴って自国通貨レバノンポンドは急落し、銀行は預金引き出しを厳しく制限している。 ゴーン被告も地元テ
![15億の保釈金捨て逃亡したゴーン被告 レバノンで月14万円で暮らす理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/513a559deab14334ba877930db57ed6d7a5beb3e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.newsweekjapan.jp%2Fstories%2Fassets_c%2F2020%2F01%2Freuter_20200110_181900-thumb-800x509-180223.jpg)