今夏の東京五輪に、どのくらいの国・地域が参加するのだろうか。本紙は4月下旬、5大陸から約20カ国・地域を選び、各地のオリンピック委員会の意向を取材した。
今夏の東京五輪に、どのくらいの国・地域が参加するのだろうか。本紙は4月下旬、5大陸から約20カ国・地域を選び、各地のオリンピック委員会の意向を取材した。
「お・も・て・な・し。それは訪れる人を心から慈しみお迎えするという意味です」 東京五輪を招致するプレゼンテーションの場で滝川クリステルさんが口にした「おもてなし」は、瞬く間に日本中で流行語となった。以来、「日本のおもてなしで観光立国を目指せ」という動きが、にわかに盛り上がっている。 訪日外国人は1300万人を突破 2014年の訪日外国人は1300万人を超えた。前年比で300万人弱増加し、過去最高を記録。旅行大手のJTBがまとめた2015年の旅行動向見通しでは、今年は1500万人になる見込みだ。日本政府はこの数を2020年に2000万人、2030年に3000万人にまで引き上げる計画を立てており、観光業の発展に期待する声は高まっている。 とはいえ、米国やフランスのような世界の観光大国の集客とは、まだ数倍の開きがある。さらにいえば、日本の観光業収入は香港やマカオと比べても3分の1程度の金額でしか
ビル・ゲイツと日本人の違い 「世界に名だたるラグジュアリー(高級)ホテルなのに、荷物も持ってくれないわけ? 1泊5万円もするのに!」 【ザ・リッツ・カールトン東京】 アメリカの旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」の2009年ホテルランキングで、アジア部門において第2位にランキング。世界が認める「日本一」のホテルとなった。 東京、港区にある米国系外資ホテルへのチェックインのときのことだ。このホテルへの宿泊を3週間も前から心待ちにしていたA子さん(40代・医師)は、ぞんざいなレセプションでの対応に失望した。当然ホテルの人が部屋まで自分の荷物を持って案内してくれるのだと思っていたからだ。 ところが言われたのはただ一言、「エレベーターはあちらです」。 そんな接客ならファミレスでもできる! 失礼しちゃうわ、と最高のサービスを心待ちにしていたA子さんは烈火の如く怒った。 「高級ホテルは荷物を部屋まで持
昨年3月11日の東日本大震災当日、大きな共感を生んだ出来事のひとつが東京ディズニーランドのスタッフ(「キャスト」と呼ばれている人たち)の対応でした。あれだけの大地震にもかかわらず、彼らは冷静に来園者を誘導したからです。 もちろん、根底に個々のキャストの判断応力があったは間違いありません。しかし目を向けるべきは、その核心というべき部分に「ディズニーランドの徹底された人間関係」があったことです。日ごろからそういった訓練をしていたからこそ実現できたというわけですが、それがいかなるものかは、『ディズニーの絆力』(鎌田洋著、アスコム)にも明らかです。 著者は1982年以来、15年間にわたって東京ディズニーランドの最前線に立ってきた人物。最終的には教育部長代理として、オリエンタルランド全スタッフを指導、育成したというだけあり、ひとつひとつの言葉に強い説得力があります。 本書では全体を4章に分けて話が進
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