今月8日午後1時過ぎに流れたマンガ家鳥山明氏(享年68)の訃報に触れた人は、耳を疑っただろう。その4日前には、読み切り作品「SAND LAND」プロジェクト発表会が行われて、本人のコメントが伝えられていたからだ。訃報を公表した「週刊少年ジャンプ」によれば、1日に急性硬膜下血腫で亡くなっていたという。 ◇ ◇ ◇ 「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません」 公式サイトのこの一文からは、鳥山氏の死があまりにも突然だったことが見て取れるだろう。さらに読むと、こんな一節が目に留まる。 「なお、葬儀は近親者のみにて執り行いました。静謐を望む本人の意向により……」 鳥山氏が望む「静謐」と同時にいま取り組んでいる仕事、すなわち「SAND LAND」プロジェクトを、遺族や関係者が大切に思い、葬儀とプロジェクトの公式発表を終えて発表する段取りに
![鳥山明氏の命奪った「急性硬膜下血腫」…血液サラサラ薬服用者は、ちょっとしたケガでも発症リスクが|人生100年時代の歩き方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b79217acd2e8ebb0d0a6b60d86fe607283874952/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fc799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp%2Fimg%2Farticle%2F000%2F337%2F343%2Faf367536e824f893d8310e5f469a6c9220240311124806272.jpg)