高齢化社会に向けて社会福祉の充実が叫ばれる一方で、老人による凶悪犯罪が増えている。内閣府発表によると、暴行・傷害など粗暴犯の数は十数年前に比べて約20倍。高齢者増加数に対する粗暴犯検挙率も、日本がトップだというが…… ◆高齢者による暴力事件の特徴は「絶対服従の強要」 増加し続ける高齢者粗暴犯の特徴とは? 高齢者犯罪の取材経験が豊富なジャーナリスト・響波速人氏に聞いた。 「今のお年寄りは高度経済成長時代を支えた世代。横並び、お役所頼み、年功主義といった“常識”から抜けきれず、相手が警察官、検察官、裁判官であっても平気で食ってかかる。社会が自分たちの言うことを聞いて当然だと思っているんです」 しかも今の70~80代の体力・精力は昔の60~70歳に匹敵。暴力事件だけでなく、わいせつ事件なども増加傾向にあるという。’07年11月、北海道旭川市のデパートで、女子トイレの個室の隙間から手鏡を突
10代女性への強姦(ごうかん)罪などで服役中に被害証言はうそと判明し、裁判のやり直しになった大阪府内の男性(72)が冤罪(えんざい)を見逃した責任は警察と検察、裁判所にあるとして、国と府に賠償を求める訴えを近く大阪地裁に起こす。逮捕から7年、男性は16日の再審判決でようやく無罪になる見通しだ。しかし、刑事司法のどこにどんな誤りがあったのかを正さなければ、この事件は終われないと思い定める。 男性は2004年と08年、当時10代の女性に自宅で性的暴行を加えたとする強制わいせつ1件と強姦2件の罪に問われた。09年の大阪地裁判決で「醜悪極まりなく、齢(よわい)六十を超えた者の振る舞いとも思えぬ所業」とされ、懲役12年に。最高裁が11年に上告を退けて確定し、服役した。 だが昨年9月、弁護人が女性から「被害はうそ」と告白を受けて再審請求。大阪地検は当時の診療記録に「性的被害の痕跡はない」と書かれていた
オーストラリアで、茂みの中からカメラの方角を観察するカンガルー(2006年4月5日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARCEL MOCHET 【12月13日 AFP】オーストラリアの地方部で、数世代にわたって近親相姦を繰り返していた農場から虐待状態にある5~15歳の子ども12人が保護されていたことが分かった。肢体の不自由な子どもや障害児もおり、同国内に衝撃が広がっている。 子供たちは2012年7月、学校を無断欠席しているとの通報を受けた社会福祉当局によって保護された。学校に現れた際の子供たちは、やせ細って汚れた姿で、ひどい衛生状態だったという。 ■11人が近親間の子、性的虐待も 警察官と児童福祉当局の職員が訪問した農場には、子どもたちの他に30人ほどの成人の男女が暮らしていた。この家族は4世代にわたって、おじとおば、兄弟と姉妹が近親相姦によって子を産み、さらにその子どもたちにも近親交配で子
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