クラウドファンディングサイトIndiegogoで、肉や魚の鮮度や品質を簡単に調べられるデバイス「PERES」が資金調達を開始し、注目を集めている。目標額は10万ドル(約1032万円)だ。 PERESは世界初のポータブル「電子鼻」と呼ぶべき製品で、牛肉、豚肉、鶏肉、魚肉などにセンサ部を近づけると、新鮮か、健康に有害かどうか、食中毒のリスクがあるか、しばらくの間冷却されないままだったかどうかなどをBluetoothで接続したスマートフォンのアプリが知らせてくれる。 WHOによると、200種類以上の病気が食べものを介して広まり、毎年、先進国に住む人の3人に1人が食中毒などにかかる可能性があると発表している。実際に、PERESプロジェクトCEOのAugustas Alesiunas氏とその妻がひどい食中毒を経験したのをきっかけに、食べものの鮮度や品質を簡単にチェックできるデバイスを作ろうと決心した