国際連合安全保障理事会決議1973(こくさいれんごうあんぜんほしょうりじかいけつぎ1973、英: United Nations Security Council Resolution 1973: UNSCR1973)は、2011年3月17日に国際連合の安全保障理事会において採択された、リビア情勢についての決議。 国連安保理決議1973は、リビアにおける停戦の即時確立を要求し、文民を保護する責任を果たすために、国際社会によるリビア上空の飛行禁止区域の設定と、外国軍の占領を除いたあらゆる措置を講じることを加盟国に容認した[1][2]。2011年10月27日、国連安保理決議2016により10月31日をもって軍事介入が終了することが決議され、これに伴い一連の制裁措置も解除された[3]。フランス、レバノン、イギリスによって共同提案され[4][5]、10カ国の賛成により成立した。反対票は投じられなかっ