アフガニスタン・クンドゥズで、空爆を受けた国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院の一部。MSF提供(2015年10月3日提供)。(c)AFP/MSF 【10月6日 AFP】アフガニスタン北部クンドゥズ(Kunduz)の病院が米軍による空爆を受け、22人が死亡した問題で、同国駐留米軍のジョン・キャンベル(John Campbell)司令官は5日、旧支配勢力タリバン(Taliban)による攻撃を受けたアフガニスタンの治安部隊からの要請を受け実施されたものだったと発表した。この問題で米軍が空爆の実施を認めたのは初めて。 3日にAC130対地攻撃機が実施したこの空爆について、米軍は当初、攻撃を受けた自国の部隊が空爆要請を出したと説明しており、キャンベル司令官の発表はこれと食い違っている。同院で外傷センターを運営していた国際医療支援団体「国境なき医師団(Medecins Sans Fro