住友電気工業が製品化した集光型の太陽光発電システムは、1基あたり64枚のモジュールで構成する(図1)。太陽光の向きに合わせてモジュールの面を動かす仕組みが架台に取り付けられているため、日射量を最大限に取り込むことが可能だ。それぞれのモジュールの中にはレンズと発電素子が並んでいて、太陽光を効率よく集めて発電することができる。
住友電気工業が製品化した集光型の太陽光発電システムは、1基あたり64枚のモジュールで構成する(図1)。太陽光の向きに合わせてモジュールの面を動かす仕組みが架台に取り付けられているため、日射量を最大限に取り込むことが可能だ。それぞれのモジュールの中にはレンズと発電素子が並んでいて、太陽光を効率よく集めて発電することができる。
多数の太陽電池パネルで構成する太陽光発電システムでは、故障したパネルを迅速に検知できることが重要だ。住友電気工業は発電した電力と一緒にデータも伝送する仕組みを開発した。電力線通信(PLC)と呼ぶ方式で、監視システムを安価に構築できるメリットがある。 電力線通信(PLC=Power Line Communication)は文字通り、電力線を使って通信する方式を言う。これから企業や家庭に設置されていくスマートメーターでも通信方式の1つとして採用されている。既設の電力線でデータも送ることができるため、新たに通信設備を構築しなくても電力の使用量や発電量を把握することが可能になる。 このPLC方式によるメガソーラーの監視システムを住友電気工業が開発した。太陽電池パネルから送られてくる電流をセンサーで計測して、そのデータをPLCで伝送する仕組みだ(図1)。
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